日本を代表するアートディレクターを支える美女
TSUTAYAのTカード
SMAPのCDジャケット
キリンの広告
NTTドコモの携帯電話…
目にした事はありますか?
誰もが必ず一度は目にしたことのあるデザイン。これらは全て日本を代表するアートディレクター佐藤可士和の手から生まれる。
そして、佐藤可士和の隣には常に佐藤可士和を支える女性がいる。
“夫と仕事をするのは離婚の原因だぞ”
何度か言われた。でも、彼女のやりたいことこそ、夫である佐藤可士和を支えることの中に存在した。
一児の母であり主婦でもある彼女の仕事術とは?
さぁ、SAMURAIを支える、佐藤悦子様の登場です!
「“いつか”っていつ?」
「いつか○○したい」と思った時はいつも、自分自身に「いつかっていつ?」と問いかけます。
私がまだ外資系の化粧品会社のPRをしていた頃、他ブランドへの転職を迷ったことがありました。
その時在籍したブランドに不満はありませんでしたが、もう一方のブランドには、明快で侠気があって、ダイナミックな仕事が一緒にできそうな、いつかこんな女性と働いてみたいと思うようなマーケティングマネージャーがいらっしゃいました。
そのときはすでに、アートディレクターである夫の佐藤可士和が独立して、自分の事務所「SAMURAI」を作ることも決まっていて、将来的には彼と一緒にクリエイティブ関係の仕事をするかも、、、
ということも考えていた頃。
「“いつか”って、いつ?」
いつか、なんて思っていたら、永遠にその時はこないまま、私は化粧品業界を去るかもしれないと思い、転職を決意しました。
「いつか」が具体的に想像できない
「いつか」は、永遠に来ない
「いつか」かもしれません。
それはいやだと思ったら、リスクをとっても思い切って行動することだと教えてくれた経験です。
2010-02-24
取材:編集部
タグ:ビジネス
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