70歳で初めてトライアスロンに挑戦し、80歳で、トライアスロンの中でも特に過酷と言われるアイアンマンレースにおいてなんと、世界一を取ってしまったスゴい人が本日、登場する。
彼は、ほぼ毎日をトライアスロンの練習に注ぎこみ、さらなる高みを目指す。
どうして、そこまで頑張れるのか?
本当に、年齢は関係ないのか?
究極のアンチエイジングを届けましょう。
さあ・・・トライアスロン選手 稲田弘様の登場です!
「人生は挑戦」
私は、大学を卒業してNHKに入社しました。
学生時代、山岳部に所属していた私は、全国に出張が多い記者の仕事において全国の山々を登ることが、いつしか生きがいになっていました。
今日まで、日本の100名山のうち70は登ったことでしょう。
幼い頃には陸上部だったために、山登りも歩きではなく、ほぼ走って登っていました。
60歳で定年を迎えたとき、水泳を始めました。
練習をすればするほど、どんどんタイムが縮まることに喜びを感じ、練習にのめりこみ、日本マスターズ大会では年代別で全国2位になれました。
水泳もマラソンもそうですが、“努力すれば必ず成長できる”ということが楽しすぎるのです。
ある時、水泳とマラソンを楽しんでいた私の前にロードバイクというあまりに美しい自転車が現れたのです。
カッコイイ!
この時初めて自転車に乗りました。
69歳の時でした。
これがきっかけとなり、70歳の時に、トライアスロンに挑戦し始めました。
そして、順調にトレーニングを積みながら出場したレースにも完走できたのですが、76歳の時、初めて途中棄権という挫折を経験しました。
これが、すべてのスタートでした。
その日から、千葉市稲毛にある有名なトライアスロンクラブに通い、週に1度の仕事以外、すべてをトレーニングに注ぎ込んだのです。
毎日3キロ泳ぎ、150キロの自転車にランニング。
周りはプロ選手ばかりだったので、これが当たり前でした。
80歳の世界一は、間違いなくクラブの皆さんの力と、なによりも、挫折を経験できたお陰で生まれたものです。
今の若者たちには、ぜひ、何でもいいから目標を持って欲しいです。
自分が動きたくて仕方なくなるくらいの目標に、ワクワクして欲しいです。
人生は、挑戦。
私は、まだまだやりますよ!
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