ピクスタというサービスをご存知だろうか?
プロ・アマを問わず参加者たちが自分で撮った写真やイラストを投稿して、それを使用したい人たちがお金を支払うという、デジタル素材のマーケットプレイス。
現在は1320万点以上の写真素材、イラスト、動画素材を持つ、日本最大のデジタル素材提供サービスである。
この9月、ピクスタはマザーズに上場する。
このサービスが生まれた原点は、幼い頃から大好きだったこと。
ピクスタのサービスはどのようにして生まれたのだろうか?
さあ・・・
ピクスタ株式会社
代表取締役社長
古俣大介様の登場です!
「きっかけをつかめ!」
両親は経営者で、幼い頃からその姿を見ていました。
小学4年生くらいから小説が好きになり、その後ゲームにハマり、幼い頃から誰かが生み出したオンリーワンのモノが好きでした。
人前で発表することはありませんでしたが、自分でも小説やイラストをかいた時期もありました。
これらの幼少期の“大好きだったこと”こそが、今の仕事の原点と言えます。
人生のターニングポイントは、父にもらった孫正義さんの著書『孫正義の仕事術』でした。
しばらく本棚に置いたままでしたが、人生初の一人旅に出る時に、思い出したようにこの本をバッグに入れて、親戚がいるイスラエルへ旅立ちました。
日本と全く違う風景が目の前に広がり、そこで読んだ本は、圧倒的なスケール感でエキサイティングな人生を送る孫正義さんの話。
この経験に衝撃を受け、今までの閉塞感に悩んでいた自分の小ささを痛感した僕の心の中に、一瞬にして燃え上がるような情熱が生まれたのです。
帰国後すぐにそのことを父に伝え、毎週のように父から先輩経営者としての意見をもらいながら、大学4年生の時に初めてビジネスを立ち上げました。
コーヒー豆のネット販売です。
ビジネスは軌道に乗ったものの、「新しい価値を生み出せているのか?」という疑問がありました。
世の中にない新しい価値を創造したい。
幼年期に心を掴まれた小説やゲーム、漫画の世界のように、ゼロから何かを生み出したい。
そして出逢ったのが、株式会社ガイアックスの上田社長でした。
上田社長の下で働きながらたくさんのアドバイスを頂き、起業しました。
PIXTAの原型ができたのは2006年。
約2年間アイデアを出してはまとめを繰り返し、ようやく生まれたサービスです。
最初の3年間は赤字でしたが、たくさんの人達が写真を投稿してくれて、彼らからの応援があったからこそ続けられました。
更に嬉しかったのは、孫正義さんが以前プレゼンでPIXTAの写真を使ってくださったことです。
愚直にコツコツと信じつづけてきた結果、PIXTAは日本最大級のデジタル素材サービスと称していただけるようになりました。
今年、ピクスタは上場します。
僕の情熱のきっかけは、イスラエルという、これまでの人生とはかけ離れた価値観の世界で、孫正義さんの著書を読んだことでした。
その時感じた「世の中に新しい価値を生み出したい」という情熱に従った結果、今があると思います。
人生のきっかけはどこにあるかわかりません。
たくさんの人や世界観に触れて幅を広げ、自分の原体験に目を凝らせば、本当に自分の人生をかけられるものに必ず出会えます。
僕は、個人が生み出すオンリーワンが好きだという原体験と、イスラエルの地で読んだ孫正義さんの生き様にきっかけをもらって、ピクスタという自分が人生をかけられるビジネスに出会いました。
きっかけをつかもう!
◆写真・イラスト・動画のデジタル素材 – PIXTA(ピクスタ)
https://pixta.jp
◆ピクスタでは一緒に成長しながら世界を目指せる仲間を募集しています!
https://pixta.co.jp/recruit/wanted