本日登場するスゴい人は、組織風土改革の第一人者と呼ばれるスゴい人!
大企業のアドバイザーとして社風を変える、マネジメントの意識を変えることの手伝いが、彼の仕事の一つ。
KDDI、三菱東京UFJ、日本郵便などのトップ企業の社風を変え、自立する人財育成に携わっている。
企業のトップが変わるとスタッフは素直に変化していく。
組織風土がよくなれば、企業の業績もそれなりの結果を生み出すと彼は語る。
そんなスゴい人も、かつては人と話すことが苦手な劣等生だったという。
一体どのようにして変わることができたのだろうか?
さあ…
人と経営研究所
所長
大久保寛司様の登場です!
「練習すること」
中学生まで全く話せない劣等生だった。
勉強ができず全教科不得意で、明るい人間ではなかった。
その日も親友と二人で歩いていた。
親友はバレー部のキャプテンで、誰からも愛され信頼されていた。
彼と歩いていると友達が寄ってきて輪を作り楽しそうに話している。
その間私は蚊帳の外、1人で待っていた。
友達が去るとまた二人で歩いて帰った。
その時、思った。僕も親友のようになりたい。
みんなの輪の中に入りたい、そのためにちゃんと話せるようになりたい。
高校生になって、どうすれば人前で話せるのか、どうすれば人に思いを伝えることができるのか、徹底的に自分で考えた。
自分の話をテープに録音して聞き、毎日毎日歩きながら街の中でも話の練習をした。
独り言を言っていると周りの人は「コイツ変なやつ」と思って避け、「道は開けた」(笑)
これでもかと練習したら、自然と人前で話せるようになり、伝えたい事が伝わるようになった。
何かが苦手と言う人に「あなたはどれだけ時間をかけて練習したんですか?」と尋ねると、ほとんどの人は努力も練習もしないで苦手と言っている。
本当にできるようになりたいのなら、しっかり練習することが大切だと思う。
人はそんなに簡単には変われない。
外的要素で変えられても、その瞬間だけ。
人が変われるのは内側から。
人を変えることはできないけれど、人が変わることはできる。
私のしていることはその手伝い。
その人の中からその人の力で変わることを支援すること。
私にはそれ以上のことはできない。
全ての人の中には必ずいいものがある。
自分の中のいいもの、輝くものを引き出すためには、まずはいい人と沢山出会うこと。
いい話は、本やYouTubeで、見たり聞いたりできる。
講演会に行けば生で観て、空気を感じることができる。
五感で感じることが大切。
じっとしていては何も変わらない。
良い人のところに自ら足を運ぶこと。
人が変わるには自分の中にある素晴らしい自分に出会うこと。
人は自分が見えていない。
ほとんどわかっているつもりでも、誤解していることが多い。
たいがいは自分を他人の評価より高く評価している。
自分を知る方法の一つは、どんな人と一緒にいるか。
頻繁に時間を過ごしている他人を見れば、自分が見えてくる。
人は不思議なほど波長の合う人同士が一緒にいるもの。
良い人の輪に自分から入っていけば、きっと自分自身もそれらの人に近づいていくことでしょう。
◆大久保寛司さんと探求する「人が輝く経営塾」
人が輝く経営を実践されている人たちに触れて自分を振り返る講座です。
2016年1月17日(日)13時?18時スタート(全6回)
詳しくはこちらのページへ
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