“BANDEL”というブランドをご存知でしょうか。
もしかしたら、ゴルフをされる方はご存知の方も多いのではないだろうか?
主な商品はシリコンバンドやネックレスで、プロゴルファーでも身に着けてプレイする人も多く、ファッションアイテムとしても使えるため、芸能人が身に着けているのをテレビで見たことがあるという方もいるでしょう。
今日はこのBANDELという日本発のブランドを立ち上げ、短期間で一大ブランドへと育てたスゴい人が登場する。
一体どうやって、短期間でブランドを創ったのか?
さあ…
株式会社BANDEL
代表取締役
塩澤弘太郎様の登場です!
「ブランドはインフレを目指すこと」
幼い頃からあまり裕福ではなかったため、市販のオモチャには縁がなく、自然の中で遊んでいました。
小学校4年生の時には、クワガタやカブトムシを誰よりも多く集めることに子どもながらにステータスを感じて、あらゆる手段を使って集めました。
そして夏休みが終わると、弱る前にペットショップに行ってすべて売りました。
ただ売るためじゃなく、十分に楽しんでから売る。
もしかしたら、私の商売の原点はここにあったのかもしれません。
高校も、三人兄弟で進学するお金もないだろうと、自分から辞退しました。
でもそれを悲惨だとは全く思いませんでした。
学校に行かない分、思いっきり商売できますからね。
まず、17歳で車のブローカーになりました。
とにかく、珍しくて価値がありそうな車を仕入れることに集中しました。
売ることよりも仕入れることが中古販売の肝だと、当時から思っていましたから。
そこで得たお金を、他業界でのビジネスの立ち上げに使いました。
しかし飲食店では席数にも限りがあり、集客の限界を感じました。
そこで目をつけたのが、当時流行っていたブログでした。
自分のロジックを使えば、絶対に人を集められる!
ブログでいう集客とは、アクセス数です。
そこで、知り合いだった雑誌『アゲハ』の大人気読者モデル“桃華絵里(ももえり)”と組んで、彼女に約束をしたのです。
“アメブロで1位を取らせてあげる”と。
そして実際に彼女のブログは、あらゆる芸能人ブログを超えて、アメブロで1位になりました。
書きたいことを書くのではなく、“求められていること”だけを書き、“炎上”をプラスにとらえて炎上を仕掛けました。
私は大手有名企業の経営者と比べたら経営ではまるで勝てませんし、それどころか私以上に経営が得意で才覚がある社長は世の中に、ごまんといます。
しかし私は、自分が得意で絶対に誰にも負けない武器だけを誰よりも磨きました。
それが“ブランディング”です。
誰もやらないことをやり、世の中にその「希少価値」を認められたら勝ちです。
世の中では、デフレになればモノの価値は下がり、インフレになったら、同じものでもモノの価値は上がる。
ブランドも一緒です。常にインフレ状態を目指して、そこで勝負するのです。
これからの時代は、“楽しむ”時代です。楽しむことには、技術がいるのです。
これからも、私にしかできないことを追求し、誰もやらないことを楽しんでやりたいです。
◆BANDEL
http://www.bandel.jp
◆ニューヨークギャラリー
https://www.n-y-g.jp