本日登場するスゴい人は、俳優として活躍するスゴい人!
1980年代末からトレンディドラマで人気を博し、元祖トレンディ俳優として一世を風靡した彼だが、デビューは遅く26歳の時。
活躍に至るまでには苦難の時代があった。
さらに、現在では俳優業のみならず、バラエティ番組に出演するなど幅広く活躍しているが、彼の活躍の幅が広がった背景には、どん底の時代があった。
彼はどのようにして困難な時代を乗り越えたのだろうか?
さあ…
俳優
石田純一様の登場です!
「我々の心は我々が思っている以上の力を持っている」
私は26歳でデビューしましたが、当時は友人にも事務所の社長にも、その年齢からでは無理だと言われました。
オーディションにはなかなか受からず、何度も「無理だ、歳だ、君じゃない」と言われていましたが、絵本作家のターシャ・テューダーの「夢を持ち、思い描いた通りに努力すれば大抵のことは実現出来る」という言葉が好きで、信じて努力を続けていました。
テレビ出演はあるものの、なかなか売れないまま活動開始から9年経ったころ、事務所から再び「もう辞めなさい」と勧告を受けました。
しかし、私はまだ何もできていない状況で辞めるのは嫌だったので、あと一年だけ一生懸命やろうと決心して活動していると、ドラマ『抱きしめたい!』の出演が決まり、それから順調に仕事が増えていきました。
目標を達成するために大切なのは、やる前からあきらめないこと。そして、目標に対して集中力を高め、実現するために必要な事しかしないこと。
周りの人からの反対意見等は心の芯の部分をぼかし、想いを弱くします。
目標の実現のためには、時には周りの人の意見や雑多ないらない情報とかを遠ざけることも必要なのです。
1996年、メディアの報道から悪い方向に有名になってしまって、世間から非難され、当時出演していたテレビ番組やCMなどすべての仕事がなくなりました。
それから約半年間ほとんど仕事が無く、収入は激減。
家賃も税金も支払いが困難になり、売れる限りすべての物を売って、それでもどうにもならないので、大家さんに数か月待ってもらえるようにお願いしたり、税金の分割納付を都庁や区役所にお願いしました。
カッコよく出られるはずは無いと思っていましたが、バラエティ番組に呼んでくださり、愛のあるイジリなどで支えてくださった方には感謝しています。
先がどうなるかはわかりませんでしたが、もうダメだと諦めたことはなく、真面目にコツコツとやっていれば、必ずまた取り戻せると信じていました。
ピンチの時こそ人生の醍醐味です。その時の状況から目をそらさず向き合い、その状況をどう脱するかを考えることが大切なのです。
今振り返れば、この経験で自分の幅が広がりましたし、順調に進んでいたら慢心してしまったかもしれないので、大変な経験をして良かったと思いますね。
私たちの心は、思っている以上の力を持っているので、普段から自分に対してプラスの言葉をかけ、自分の心が清々しい選択をするよう心掛けています。
人生は上手く行くようにできている。それを信じられる人には!
◆石田純一オフィシャルホームページ
http://www.ishidajunichi.com/
◆レギュラー出演
◇ABC「おはよう朝日です」 毎週水曜日6:45?
◇BS日テレ「Tokyoモダン商店」毎週土曜日9時?10時
◇ABC「石田純一のシネマに乾杯」毎週土曜日23:10?
◇JFNラジオ「石田純一のNo Socks J Life」