本日登場するスゴい人は、テクノロジーで“もったいない”を無くすスゴい人!
彼は株式会社サイバードでモバイルインターネットのプロフェッショナルとなり、ウォルト・ディズニー社へ入社。同社において最年少プロデューサーとしてプロジェクトを成功に導いた。
2011年、ザワット株式会社を創業。
同社のサービスであるみんなの募集コミュニティ「WishScope (ウィッシュスコープ)」は日本のみならず世界へ広まった。
そして今年(2016年)、WishScope からスピンアウトしたブランド品フリマ「SMAOKU (スマオク)」のサービスを開始。
SMAOKUは日本初のCtoC越境オークションアプリであり、言語・物流・通貨の壁を越え、海外の人々と個人間での手軽かつ安心・安全な取引を可能にした。
さあ…
ザワット株式会社
代表取締役社長
原田大作様の登場です!
「ザワっとさせる」
大学時代、バンド活動のために大学を休学し、日中はフルタイムでアルバイトをしていて、そこで出会った携帯向けインターネットに可能性を感じました。
大学卒業後、サイバードに入社して携帯向けインターネットのコンテンツ制作の仕事をしました。
とにかく力を付けたくて、3年ほど休みなく働き続けましたね。
モバイルのプロになり、それが認められて25歳の頃にウォルト・ディズニー社に転職しました。
素晴らしい人達と共にモノ作りやサービス、魔法を学び、とても幸せな仕事をたくさんしました。
しかし4年ほど経つと「自分で大きなものを作りたい」という気持ちが大きくなり、そんな頃東日本大震災が発生。私にとっても転機となりました。
被災地には物が不足しているのに他の地域には有り余っているという状況から、「物の差を無くしたい」と考え、本当に役立つ事をしようと考え抜いて起業し、「WishScope」をリリースしました。
みんなのちょっとしたお願いを叶えるこのサービスは、Facebookと連動することで顔が見える安心・安全なサービスとして、順調にユーザーが集まりました。
特に印象深かったのは、南アフリカの人がイギリスの人から靴を譲ってもらった取引でしたね。
必要な人の所に物を届けられる事を実感しました。
しかし2年ほど経つと、お願いのジャンルに縛りが無い分力が分散して伸び悩むようになり、会社としても資金調達が苦しくなりました。
そこで、WishScopeの中で一番ニーズがあって喜ばれる「モノ」の売買に絞ってスピンアウトした「スマオク」を開発しました。
買って下さるお客様の中に日本に住んでいる外国人の方が多かったことから、「言語」「物流」「通貨」という壁を取り払い、海外の方とも安心・安全に個人間取引をできるようにしました。
周囲からは「海外の人は買わない」「トラブルばかりだろう」などと反対意見ばかりでしたが、実際に稼働してみると全く問題ありませんでした。
今後、更に取り扱える商品のカテゴリーを増やし、取引可能な国を広げていきます。
私は悩んだり落ち込んだりした時は一人旅をします。
知らない土地に一人で行くと、普段は見過ごしてしまっている事に気づき、周りの人のありがたみを感じることができます。
旅に限らず、自分と違うタイプの人に出会うことで、色々な価値観を知ることができます。
今後も、テクノロジーを使って「勿体ない」を無くすことを目標に、個人間取引を安心安全に加速させていきます。
◆ザワット株式会社
http://zawatt.com/