本物と見間違うほどの精巧な作りを施すケーキデザイナー。
本場アメリカNYでも認められ、バーニーズニューヨーク、マーサ・スチュワート、ブルームバーグ元ニューヨーク市長、ヴィクトリア・ベッカム、プラダを着た悪魔のモデルとなったVOGUE編集長 アナ・ウィンター、そして、オバマ大統領と、世界的に有名なブランドディスプレイやセレブのパーティーでも彼女はケーキ製作を手がけた。
カリナリー・フィランソロフィー協会主催の国際的なコンペティションで、最優秀賞と特別賞も受賞。
翌年も金賞を獲得し、2年連続入賞の快挙を達成。
しかも、彼女は弱冠26歳。
これから更に活躍を期待される女性である。
さあ・・・ケーキデザイナー 鈴木ありさ様の登場です!
「Specialty Cake文化を日本に!」
子供の頃から、習字や絵を描く事が好きでした。
母はアメリカに住んでいたことがあり、誕生日会などではカラフルなケーキを作ってくれました。
ケーキデコレーションの洋書を見るのが好きで、英語は読めないけど母に教えてもらいながら中学生の頃から作っていました。
アート関係の仕事をしたいけど何のアートが好きかわからなかったので、1年で色々なことを経験できる玉川大学を選びました。
1年生の終わりにボストンにいる幼なじみのところへ従姉妹と一緒に遊びに行きました。
ケーキデコレーションの材料を見に行くと、アメリカではケーキデコレーションが仕事として確立していたのです。
これは日本人にウケるはず!
直感的に私はこのビジネスを日本に持って行きたいと思ったのです。
帰国して両親に相談すると、大学を卒業してから考えるか、中退するならアメリカの料理学校に進学し、卒業後はきちんと就職して独り立ち出来る様になってから日本に戻ってくることの、2つの選択肢を言い渡されました。
煮え切らない気持ちのまま日本で過ごすことは到底出来なかったので、アメリカへ渡ることに決めました。
料理学校入学の為には1年間の調理経験がないと受験できなかったので、料理教室でアシスタントを務めました。
英語力の基準も高かったので、半年間徹底的に英語だけを勉強しに1人でミシガンにも行きました。
入学してからは2年間、2週間の夏休みと1週間の冬休み以外は休みもなく、授業と実習の日々です。
2年次の5ヶ月のインターン実習では全米No.1ケーキデザイナーのドアをノックし、無給で働きました。
卒業後、就職先を探したのですが、インターン先のオーナーは元々留学生は取らないと決めている。
そんな時、お菓子好きのトップファッションデザイナーが引退して、第二の人生としてお菓子のビジネスを立ち上げたと紹介されました。
彼女のデザインは素晴らしいけれど、それをケーキに表現するパートナーがいなかったのです。
1週間アルバイトをしたら一緒にやらないかと声を掛けてもらい、数々の大きな舞台で仕事をさせて貰いました。
アーティストビザを取得しようとしましたが、基準が一気に厳しくなってしまい獲得できず。
元々、Specialty Cakeの文化を日本に持って帰るのが夢でしたので、今年の1月に帰国しました。
この5年間は濃密な時間を過ごさせてもらいました。
これからは日本で更に技術を磨き上げ、世界に通じるケーキデザイナーを目指していきます。
◆Alisa Suzuki Cakes
http://www.alisasuzuki.com/
◆Official Facebook Page
https://www.facebook.com/alisasuzukicakes
※上記サイトは、一部携帯では見られない可能性があります。
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