外国人で初めて日本の経営コンサルタントの認定を取り、経営者のインタビューを続けるうちに、日本には思想の教育が必要だと痛感したという。
「日本人はスキルの研修にはお金を払うけど、思想的な教育にはお金を払わない。だから絶対に成功しない」という周囲の反対を押し切り、本格的な自己啓発のセミナーを作り出した。
彼が様々な師匠から学んだ、時間、お金、健康、人間関係における「違いをもたらす違い」を凝縮した“成功の9ステップ”今までに10万人以上の人が学び、受講者の多くが、人生が劇的に変わったと感動の涙を流すという。
彼が学んだ人生哲学とは?さあ・・・成功の9ステップ、ジェームス・スキナー様の登場です!
「あきらめない」
25歳の時、経営コンサルタントの認定を日本で取り、経営者にインタビューする機会がありました。彼らは口々に、「もうアメリカから学ぶことは無い」と言いました。当時日本の経済はまだ世界2番目で録音技術やコンピュータなどもみなアメリカが発祥。日本では新しいビジネスを起こす力が弱かったのです。
リーダーが傲慢になり始めると、必ず会社が倒れる。健全な哲学と思想が必要だと思いました。
セミナー業は日本では成り立たないと周りから言われましたが、「やる」この選択肢しかありませんでした。私の人生で大きな成長を得たきっかけは3つあります。
1つ目は、16歳の時の合気道をアメリカに広めた藤平光一先生との出会い。
先生からは、「できないと言うな。できないと言うとできない。やると言え。そして精一杯やれ。それでもできなかったら、最初からやりたくなかったと言え。でも、それは精一杯やってからにしろ」と教えられました。
2つ目は、19歳で日本に来て、それまでの自分がいたアメリカの文化を外側から客観的に見られたこと。日本とアメリカの2つの文化を比較してどちらがいいかという自分の意見を持つことができました。
3つ目は、独立して会社を経営したこと。もう、潰れそうだと思ったことは何度もありました。業績が悪い時も辛かったですが、業績が急激に伸びると、設備投資、事務所の拡張、人材の雇用と投資が先に必要になり、資本が圧迫されました。
でも、挫折をしたことは一度もありません。挫折はある種の精神病で、精神的に病んでいる状態。もし失敗しても、成功するまでやり方を変えてトライし続ければ必ず成功します。諦めなければいいのです。
私の周りを見渡すと、とてつもない結果を出している人がたくさんいました。例えば友人の営業マンで1000億円の資産を作った人がいます。一方でまったく売れない人もいる。「この人たちは何が違うのか?」そこに興味を持ちました。
そして、うまく行く人といかない人の違いは、単にやり方を知らないだけだ!と分かったのです。私は、それを「違いをもたらす違い。」と呼んでいます。
様々な分野の違いをもたらす違いを研究して、成功の9ステップというセミナーを企画しました。受講者は結果が出るやり方がわかるので、モチベーションを高く保てて、大きく変化します。参加者のこのような姿を見るのが私の何よりの喜びです。
私の人生のミッションは、世界により良い生き方を教えること。これが究極の目的です。