本日登場するスゴい人は、CGのような景色を作り出すオプティカルイリュージョニスト(視覚の魔術師)。
中国国際メディアフェスティバル金鵬賞 招待ゲスト出演
フランス国営 Le Plus Grand Cabaret du Monde 招待出演
日本テレビ 『世界1のSHOWTIME?ギャラを決めるのはあなた?』『ZIP!』
など、国内海外問わず多数のメディアに取り上げられている。
彼が有名にした全く新しいパフォーマンス「リングアーツ」は、人々を独特の世界に迷い込ませ、ビートたけし氏や所ジョージ氏からは「どこへ行っても通用する」「見つけたね、魔法使いを」と絶賛されている。
彼は何故、世界で評価されるまでに究める事ができたのか?
さあ・・・オプティカルイリュージョニスト 謳歌-Ouka-様の登場です!
「これマジヤバイを大切に」
僕は、ハマったらとことんハマるといういわゆるオタク気質で、小学校の頃にはテレビゲーム、中学校の頃にはカードゲームにハマってそれぞれ日本大会に出場していました。
ところが高校生の時に好きになったのは、現実に体とモノを動かすジャグリング。
たまたま学校に少しだけ出来る友人がいて軽い気持ちで教わったのがきっかけだったんですが、現実に体を動かして自分のスキルが向上していく感覚が、当時の自分には本当に衝撃的でした。
これまでのゲームの中の仮想現実でのレベル上げが現実になったように感じられました。
その感覚が僕を「これマジヤバイ!」という状態にさせました。
その結果ドンドンハマり、大学生の時に、ジャグリング種目のひとつで日本チャンピオンになりました。
「自分が最高に楽しいもので相手を最高に楽しませられたら、最高じゃないか!」
そう思った僕は最終的にプロのパフォーマーになりましたが、それに満足せず、常に新しい「マジヤバイ!」を探していました。
プロとしての活動をしていたある日、ピッシュというパフォーマーが手の中で「模様を描く」パフォーマンスを見て、「これマジヤバイ!」と確信しました。
不思議で引き込まれる世界でした。
が、演技者の手の中を上から覗き込むようにしないとお客さんはそのパフォーマンスを正しく見ることができません。
これを手の中ではなく空間で見えるようにしたら、と考えたのが、最初のリングアーツのきっかけです。
道具を作っても始めは全く上手くいかず、更にコータローさんという方から操作技術を教えてもらい、ようやく体現できるようになりました。
そしてそれをYouTubeに投稿したところ、爆発的に再生数が伸び、それがきっかけとなり、夢だったフランス国営の舞台/テレビ中継のLe Plus Grand Cabaret du Mondeに出演することができました。
こんなに早く夢がかなってしまうとは思わなかったです。
達成感よりも、これからどうしようという虚無感を覚えることもありましたが、今はファンの方が気軽に来られるようなライブに出演したり、別の作品を作ったり、別の目標を作ってそれに向かっています。
僕はオタク気質で、本当に好きなことを愚直にやり続けたに過ぎません。
好きなことをすることで、結果として他人にいいものを伝えられると僕は思っています。
「これマジヤバイ!」と脳が悲鳴を上げるようなことを見いだせると人生楽しくなるのかなと思います。
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