1976年の創業以来、学習塾を全国展開、現在37都道府県の330教室に4万名の生徒が通う。
2000年からはアニメや映画の製作にも着手し、<教育×エンターテインメント>をコンセプトに日本の「伝統文化」、「オタク文化」、そして「教育」を世界に広めようとしている本日登場のスゴい人!
創業38年、教育を軸にぶれることなくチャレンジし続けるスゴい人は、一体どのようなことを考えているのか?
さあ・・・株式会社ワオ・コーポレーション代表取締役社長 西澤昭男様の登場です!
「<有言実行>でチャレンジ」
私は下の兄とは12歳離れていたので、一人っ子のように育ちました。
小さい頃から勉強はよくやりましたが、高校では進学校の方針についていけず、本を読みふけり街をうろつく毎日。
当然成績はビリに近く、結局2年浪人して大学に入りました。
卒業時、映画監督になるか大学院に進んで物書きになるか迷いましたが、大学院に。
ところが学生運動の嵐で大学は封鎖が続き、仕方なく様々なバイトをしました。
予備校講師や水商売、キャバレーの司会なんかもやりました。
今でもセリフを覚えていますよ。
結局5年遅れで小さな会社の営業に就き、その後2つの会社を経て34歳の時に「塾」を開業しました。
「日本の教育を変えよう」
「やるからには日本一をめざそう」
が合言葉でしたね。
38年経って37都道府県で330教室をつくり、生徒数は約4万人の大手塾に成長しました。
当初の目標にはまだほど遠いのですがね。
2000年にエンターテインメント事業を第二の柱にしようと考え、東京にアニメの会社を設立。
「10年で3本の長編アニメの監督をやる。世界で評価される作品をつくる」
と宣言して制作に入りました。
子ども向けのファンタジーではなく、大人にも感動してもらえるような実写に近い作品をめざしたのですが、脚本には本当に苦労しました。
「10年で3本を?」と宣言していなかったら途中でやめていたかもしれません。
3作品が次々とソウルやリヨンの国際映画祭でグランプリを獲得できたのですが、スタッフと妻の協力に助けられたと言えますね。
各国の映画祭に行ってわかったことは、世界の若者たちが日本のマンガやアニメを娯楽として楽しむ一方、「愛」「夢」「友情」や「勇気」など生きていく上で大切なことを作品を通して学んでいることでした。
マンガをちゃんと読みたいので日本語を学んでいる、という人も多いのです。
海外で見る日本のTV番組がまったく面白くないこともわかりました。
TV局はつくれないけれどインターネット放送局ならつくれると考え、2013年2月に「WAO!流JAPAN」を開設。
オタク文化の聖地として世界にも知られている秋葉原、原宿、渋谷の最新のファッションとオシャレな女の子をYouTube上に配信しました。
1年ちょっとで195カ国で視聴され、TV局で放送してくれるところも出てきました。
次にはマンガやアニメの新作を、その次には伝統文化や観光スポットなども配信していきたいと思っています。
最終的には日本の教育、数学や科学、ビジネス講座や教養講座などにも拡げていけたら最高ですね。
◆ワオ・コーポレーション コーポレートサイト
http://www.wao-corp.com/
◆映画制作:失われた“感動する心”を取り戻すために
http://www.wao-corp.com/education/edutainment/
◆WAO!流JAPAN
http://waoryu.jp/
※上記サイトは、一部携帯では見られない可能性があります。