彼が手がけたものは必ずブレイクすると言っても過言ではない放送作家。
出版においては・・IKKO、来栖けい、ジュセリーノ・ダ・ルース。
テレビドラマでは・・野ブタ。をプロデュース、愛の流刑地。
そして、語源ハンターやフードジャーナリスト会議代表という顔も持つ。
なぜ、ここまでヒットを打ち続けられるのか?
どうして、次から次にブレイクを作り出せるのか?
さあわぐりたかし様の登場です!
「人生オモシロガリストのススメ」
仕事も、プライベートも、オモシロイことだらけです。
オモシロがるのが仕事の放送作家だから?ひょっとしたらそうかも。
ニュースや情報番組から、クイズにトークにバラエティーまで、かれこれもう25年も放送作家やってます。
たぶん、だから、かも。と・・・改めて思います。25年間、毎日毎日、来る日も来る日も、何かオモシロイことないかなーどうやってオモシロく見せようかなーなんていうことを四六時中考えているわけで、となりゃ誰だって気が付いたら思考回路が、オモシロガリストになっちゃいますよね。
子供の頃からそうだったか?と聞かれたら・・・うーん、ちがったかも。
やっぱり、毎日の積み重ね。
性格だって、考え方だって、運命だって、天命だって、結局、「習慣」だったりするのかも。
あと・・・「習慣」と、もうひとつセットで、「好奇心」もあるかもしれません。
好奇心といえば・・・たとえば・・・
最近、「語源ハンター」を名乗ってます。名刺にも肩書き「語源ハンター」と刷ってます。
日本語の語源を訪ねて全国各地の「語源遺産」をめぐる言葉の旅人です。
たとえば・・・「急がば回れ」という言葉は、東海道五十三次・草津の宿のハズレにあるT字路で生まれた言葉。いったいそこで何が?
たとえば「ごたごた」という言葉は、鎌倉建長寺2世、兀庵(ごったん)和尚に由来する言葉。
兀庵とはいったいどんな人物で、いったい何があったのか?
たとえば「地団駄を踏む」という言葉は、出雲地方のたたら製鉄に由来する言葉。
じっさいに行ってみて、地団駄を踏んできました。
だって、そうと知ったら、じっさいに自分の目で見て、話を聞いて、確かめてみたくなるじゃないですか。
そんな旅が積もりに積もって結局、『地団駄は島根で踏め?行って・見て・触れる<<語源の旅>>』(光文社新書)という紀行エッセイ本まで出しちゃいました。
いま、あらためて振り返ると、仕事もプライベートも、すべての行動のモチベーション、それは「好奇心」かも。はなっから放送作家に向いていたのではなく、放送作家をやっていて自然と鍛えられた、というのが本当のところだと思います。
好奇心旺盛に何かを続けることで見えてくるもの。人生を面白がるオモシロガリストの条件は、
「習慣」と「好奇心」、これに尽きます!
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