TV番組に応募し普通の大学生から世界チャンピオンに昇り詰めたスゴい人!
“元気が出るテレビ”
バラエティー番組の歴史を変えたと言っても過言ではない超視聴率番組。
このワンコーナーに世界チャンピオンが直接指導するという企画“ボクシング予備校”にハガキを申し込み当選。
それまでは、普通の大学生だった。
自分を変えたくて始めたボクシング。
いつしか、日本という領域はこの男を止めておくには狭すぎるものとなった。
新人王。
そして、世界へ!
世界1位以外は、‘その他大勢’とまで言われるボクシングの世界をチャンピオンまで上り詰めた男。
さあ、元ボクシング世界チャンピオン飯田覚士様の登場です!!
「自分に勝ち続けてた人生」
高校を卒業するまでは自分が嫌いだった。
そんな自分に決別したくてボクシングを始めた。
でも、チャンピオンを目指すわけでもなく普通に練習をし、普通に試合に出ていた。
そんなとき、“元気が出るテレビ”でボクシングの企画があった。
名古屋に住んでいたが、なぜか応募していた。
ハガキをポストに投函するとき、今を思えば、直感が働いた。
“このハガキ、人生を変えるかも・・”
そして、当選した。
集まった人数30人。
その中の2人がプロとなり、新人王戦の決勝で拳を交えた。
まるで世界戦のごとく、マスコミが加熱した。
僕は、勝った!
このときから、自分に勝つ喜びを知った。
プロの世界のレベルの高さは、アマチュアの比ではなかった。
プロになり、2年間は死ぬ気でやると誓った。
上に行けば行くほど、厳しさが増す世界。
そして、3度目の挑戦でやっと掴んだ世界チャンピオンのベルト。
もし、僕がボクサーという厳しい世界に入っていなかったらここまで、感じられなかったこと、それは、“感謝”。
周りのサポートがあって、それに答える僕の努力があって、初めて、掴めた夢。
今の僕の夢は、ボクシングのすそ野を広げること。
子供や女性にもボクシングの競技としての楽しさを教えたい!
2010-05-31
取材:只石昌幸
タグ:スポーツ・格闘技
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