近年の仮面ライダーなどの戦隊ヒーローは、派手なアクションも売りとなっている。
本日登場するスゴい人はプロのスタントマンであり、仮面ライダーシリーズではドラゴンナイト、スティング、アックス、セイレーン、日本ではウィザードのスーツアクターを担当。
特殊技術やワイヤーを全く使用せず、人間とは思えないほど縦横無尽に飛び回る。
武術をベースにしたトリッキングな技を極め、棒、鎌、ヌンチャク、刀などの武器を使用した動きも美しい。
これらの動きを総称してエクストリーム・マーシャルアーツと呼ぶ。
彼はアメリカでエクストリーム・マーシャルアーツの基礎を学び、日本で独自の団体を設立することを決意した。
さあ・・・NPO法人日本エクストリーム・マーシャルアーツ協会 会長 杉口秀樹様の登場です!
「小学校の卒業文集の夢は『スタントマン』」
親戚が器械体操をしているのを見て面白そうだと思い、小学校2年生の時に通い始めました。
練習は平日5?6時間で、休みの日は8時間。
中学では体操部に入部し、県の体操大会でバク転やバク宙をやると驚かれるのが凄く嬉しかったです。
高校は体操部がないので陸上部に入り、長距離練習と称して先生の目の届かない公園に移動し、一人でアクロバットの練習をしていました。
高校卒業後、スタントマンを目指したかったのですが親を説得することが出来ませんでした。
実家を継ぐふりをして興味を持ったテコンドーの強い大学に進学したのですが、自分の学年から部員の人数が足りず、廃部。
それでもテコンドーをやりたくて、テコンドー協会に入りました。
テコンドーは試合中、派手なアクションをすると「お?」と観客がざわめくのが何よりも気持ちよくて、皆が驚く動きを沢山できる様になりたいと思うようになりました。
大学卒業後、ジャパンアクションエンタープライズに入り、1年間の養成部を経て最初に受けたオーディションに運よく合格し、戦国無双の主人公のキャプチャーアクションをやらせてもらえることになりました。
この仕事は今でも続いています。
色々な現場のノウハウを吸収しながら海外でも仕事の幅を広げたいと思い、アルファスタントに移籍。
半年後に仮面ライダー龍騎のアメリカリメイク版『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』のスタントが決まり、アメリカに行くことが出来ました。
そして、そこで出会った役者が、エクストリーム・マーシャルアーツのチャンピオン達だったのです。
丁度、エクストリーム・マーシャルアーツの存在は知っていて真似をしていたのですが、上手く身体が動かず、どうするのだろう?と思っていた時でした。
彼らと仲良くなり、彼らが練習している道場に通い、基礎を習うことが出来たのです。
日本支部を立ち上げようとマーシャルアーツの本部とされていた団体に話をしたら、日本での格闘技などとは信念や想いなど価値観が違い、資格を発行するのに必要なのは技術や知識ではなくお金ですと言われました。
お金だけで買えてしまうものには価値を感じられず、それなら、新しいカタチのマーシャルアーツの団体を作ろうと思ったのです。
帰国して仲間を探し、日本で活躍していた神戸豊さんに声を掛けて立ち上げました。
これからは、より多くの方に活動を知って頂き、エクストリーム・マーシャルアーツを子供達から憧れられるエンターテイメントスポーツに育てていきたいです。
是非、映像をご覧ください。
◆【映像】人間業とは思えない動きが見られます。
http://youtu.be/rWWRwxs9Gnw
◆NPO法人日本エクストリーム・マーシャルアーツ協会
http://jpn-xma.com/index.html
◆XMA-JAPANブログ
http://ameblo.jp/xma-japanblo/
※上記サイトは、一部携帯では見られない可能性があります。