本日登場するスゴい人は、「世界最優秀フロマジェコンクール2013」で優勝し、日本人として初めて世界一を獲得したスゴい人!
彼女は国際線のフライトアテンダントとして11年勤め、退職。
フライトアテンダント時代にも料理教室やワイン講座でソムリエ資格を取得するなど食に関する様々な習い事をしていたが、退職した年にチーズの資格ができたことがきっかけで本格的にチーズについて学び始めた。
チーズは日本にはまだなじみが浅く、日本人には不利と言われる中で
2006年カゼウス アワード ジャパン 最優秀賞
2007年 International Caseus Award 第4位入賞
2008年カゼウス アワード ジャパン 最優秀賞
2009年 International Caseus Award 世界第2位入賞
そして、2013年6月2日ついにConcours Mondial du MEILLEUR FROMAGER 2013で世界第1位を獲得した。
現在は、本格的・専門的にチーズを学べる日本で唯一の教室を主宰している彼女が、次に目指しているものとは何なのだろうか?
さあ・・・The Cheese Room主宰 チーズソムリエ 村瀬美幸様の登場です!
「チーズの普及を目指して」
昔から自宅でサロンをしたいという夢があり、フライトアテンダントの頃は、休日に料理教室やワインセミナーなど食に関する習い事を色々としていました。
世界一を意識し始めたのは、田崎真也さんの教室で声をかけて頂き、講師をしていた頃でした。
田崎さんはじめ講師の方々はワインの世界一、日本一の方ばかりでした。
でも、皆さんもチーズの事は私に聞いてくれる。
「私の持ち味はこれだ」と思い、2006年の国内予選に出場し、優勝。
翌年の世界大会へ進み、皆さんにも応援して頂いたのですが、結果は4位。
それも、3位との差は数点で、「あと一歩で表彰台に立つことができたのに・・・」と、本当に悔しい気持ちでいっぱいでした。
チームメイトと泣きながら絶対に戻ってこようと誓い、迎えた2年後の国際大会で、結果は2位。
会場に来ていた日本人の方からは良かったねと言って頂いたのですが、田崎さんからは「日本にとっては誇らしい結果だけれど、本当に残念だったね」というお言葉を頂きました。
私自身も、一位と二位というタイトルには大きな違いを感じていたこともあり、もう一度出るチャンスがあれば挑戦したいと思っていました。
チーズの専門店に勤めて現場を学び、チーズ教室を始めようとしていた2013年の2月に世界最優秀フロマジェコンクールを知り、出場を決めました。
過去の2回の大会とは違って、チーズとは別世界の建築デザイン、プロダクトデザインという分野で活躍する弊社社長の金子との出会い、チーズとその副食材の見せ方やデザインのアドバイスを受け、コンクールの準備を綿密な計画のもとすすめることが出来ました。
また、コンクールに臨むスタンスまでマネジメントしてくれたことで、緊張とプレッシャーの中で臨んだのではなく、リラックスし、楽しんで参加できたことが優勝につながり、ベストが尽くせたと実感しております。
長年の夢だった世界一というタイトルは、社長の金子はじめハルノデザインスタッフの支えがなければ実現しませんでした。
感謝してもしきれないほどです。
そして、異業種が融合すると新たな可能性が広がったそんな瞬間でもありました。
世界一のタイトルを実現できた現在、日本におけるチーズの普及活動に貢献するミッションを任された立場になったことを実感します。
現職のThe Cheese Roomの母体であるハルノデザイン株式会社では、「衣・食・住の上質提案」をコンセプトに食育事業を担う立場として、今後チーズという食文化にデザインというスパイスを効かせて、社会に発信して参りたいと考えております。
◆The Cheese Room 東京・銀座でチーズを美味しく楽しむチーズ教室
http://the-cheeseroom.com/
◆10種でわかる世界のチーズ
http://www.amazon.co.jp/dp/4532168899
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※上記サイトは、一部携帯では見られない可能性があります。
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