本日登場するスゴい人は、女優・モデル・司会・声優など幅広く活躍する一方で、国際活動や人道支援活動にも力を注ぐスゴい人。
彼女は1992年に第24回ミス日本グランプリコンテストでグランプリを受賞。
以後、CM、ドラマ、映画、舞台からスポーツ番組、ドキュメンタリー番組など幅広く活躍を続けている。
また京都国立博物館文化大使も務め、日本の重要文化財・国宝の保全などを広くアピールしている。
2007年に日本赤十字社の広報特使に就任。
2008年にはダボス会議のYoung Global Leadersの一人に選出された。
2010年にはNPO法人「Smile Please☆藤原紀香世界こども基金」を設立し、以後、カンボジア、アフガニスタンに学校を建設することを継続中。
さあ…
女優
藤原紀香様の登場です!
「一期一会」
幼少時代からスポーツが大好きで、家族でキャッチボールをしたり、バッティングセンターに通っていたアクティブで野生児な女の子でした。
高校1年生の時に父に勧められて書いた“スポーツと私”についての毎日新聞の感想文がきっかけで「球春センバツ甲子園」のセブンティーンリポーターに選ばれたのはいい思い出です。
その頃から、輝くものの陰には懸命にサポートする家族やスタッフの力があり、勝者と敗者が存在し、命運を分けるのは一瞬、一球なのだという厳しさも学びましたね。
その後フジテレビでアテネオリンピックの司会や、世界柔道のレポートでリオに行ったり、取材をしてその本質を探るという作業は大好きでした。
神戸親和女子大学英米文学科に在学中、1992ミス日本グランプリを受賞。
社会貢献活動を多々経験し、もっと世の中の役に立ちたいという気持ちは芽生えていました。
3年後の1995年、阪神淡路大震災で命について色々なことを経験しました。
生き残った若い世代を集めてやれることをやりました。
そこで目にした光景。
避難所に著名な方々が来てくれたのがテレビで放映され、足りないものが認知されたり、それまで隣で震えていたおばあちゃんが「あの人が励ましに来てくれた。私たちは一人じゃないんやね。明日からまた頑張らなあかんな」と頬を紅潮させて話す姿を見て、私が憧れ目指しているこの世界の役割は、テレビや舞台・映画に出るだけでなく 、そこに行くだけで希望と明日への礎が生まれる事への手助けにもなるのだと気づきました。
当時まだ兵庫県に住んでおり、東京へ出て行くことも、芸能界に入ることも、実は両親に大反対されていました。
しかし「この震災で私は命を拾ったんだと思っています。生き残ったなら、この世で夢を叶えるために一歩を踏み出したい。女優さんになれたら、社会の役に立つことを当たり前のようにしていきたいんです。反対されても今回ばかりはあきらめたくない」と宣言し、現在に至ります。
これまで両親の言うことには逆らったことはありませんでしたし、高校の時、イギリスに語学留学したいという1つの夢は反対にあい断念したこともありました。
世界の状況を知り、多くの人とコミュニケーションをとりたい、そのためにもっと日本を知りたいと考え、どんな仕事でもそこに問題意識やテーマを持って取材して伝えていくことが好きですね。
この仕事をしながらボランティアを始めると、当初は大きな逆風で色々なことを言われ、心が折れそうになった事もありました。
そんな時、赤十字広報特使としてバングラデシュに保険衛生事業の視察に行き、高原さんという女性看護師にお会いしました。
現地は非常に暮らしにくい場所だったのですが、三年経って赴任交代の連絡に「交代しないでまだここに居たい」と言ったそうです。
なぜこんな過酷な環境で生活していてそんなことが言えるのかと聞くと、なんでしょうか…とクスッと笑いながら、「その国の言葉で“ありがとう”って言われるだけで、すべての苦労が吹っ飛ぶの。もちろんお礼を言われるためにやっているのではないけど、それが本当に嬉しくて」ってキラキラの笑顔で話してくださって。
高原さんは続けてこう言いました。「ボランティアやチャリティーって、99%自己満足でもいいの。たとえ1%でもそれが世の中の役に立っていて、彼らの生活が改善したり笑顔につながれば、私はそれで満足です」と言ったその笑顔が本当に素敵で…。
以降、彼女の言葉を聞いて、落ち込んでいる場合ではない!たとえ逆風があってもこの活動を続けていこう、それがあの“現地”を見てきた私にできることだから。と決意しました。
14年続けてきましたが、何があっても揺るがない芯の強さを持つことができたのは彼女との出会いから生まれたものでした。
これまでアフガニスタン、東ティモール、バングラデシュ、ケニア、ツバル、東北など旅や視察をして来ましたが、これからも女優の仕事を続けながら、かけがえのないことを学び得られるこのライフワークを続け、日本を含めた世界の子どもたちの夢や希望をサポートしつづけたいと思っています。
プライベートも生きることを楽しみ、気愛と情熱、人のご縁やつながりを大切に生きていきます!
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アフガンでの戦火に焼き払われたあの惨状は忘れられません。
私がボードに書いた言葉は“四海兄弟”。
真心と礼儀を尽くして他者に交われば、世界中の人々はみな兄弟のように仲良くなること。また、そうすべきである…そんな思いを込めて書きました。
◆ブロードウェイミュージカル『南太平洋2016』
今夏の全国ツアー、主演決定!
http://www.hello-musical.jp/stage/southpacific/
◆オフィシャルblog 日々更新中!
http://s.ameblo.jp/norika-fujiwara628/
◆Smile Please☆藤原紀香世界こども基金
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