世界を三度も制した炎のスゴい人!
ボクシング世界王者。
日本からも何人も輩出されている。ボクシングを始めた男たちが揃って夢見るタイトル・・・
そう “世界王者”だ。
ボクシング界でこの世界王座に三度も輝いた男がいる。
“炎の男”輪島功一、誰の記憶に残る独特なスタイル。決して真似できるものではない。
“カエルパンチ”
“あっち向いてホイ”
“猫じゃらし”
記録だけではない。まさに記憶に残る男。
さあ、炎の男、輪島功一様の登場です!
「勝負は駆け引き」
デビューから7戦7勝7KO。
新人王、日本タイトル獲得。すごいでしょ!
そして世界戦。当時の世界王者を日本に呼んで試合をした。
相手は全くやる気がない。このままでは負けてしまう。上手くかわされ続けた。
このままでは危ない。
相手をどうにかして本気にさせないとって真剣に考えたよ。
やってやった!
「カエル跳び」
相手は驚いてたね?(笑)
目の色変えて本気で打ち合ってきたよ。
なんとか判定まで持っていけた。判定で1ポイント差。
それで僕が世界王者になれた。
勝負の世界って駆け引きが大事。どうやって自分の土俵に乗せるか。そんな事ばかり考えていた。
だから駆け引きで負けたらダメだね。
柳済斗との初防衛戦はやり辛かった。いつもスパーリングしてくれてた。いい奴だった。
本当に感謝の気持ちが強かった。
だから負けちゃった。駆け引きできなかった。
デビューから自分より大きな選手とばかりやってきた。真正面からぶつかってたら勝てるはずもない。だから駆け引きってのは凄く大事なんだ。でも日本人は駆け引きが下手。上手な奴は悪い事にしか使わない。
頭が良いんだからもっと駆け引きをするべきだよ。
2010-06-21
取材:編集部
タグ:スポーツ・格闘技
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