生徒の可能性のため学校改革をし続けるスゴい人!
今日までに立て直してきた学校は、3校。
たった一人の男がきっかけで、学校が変わった。 先生が変わった。
先生が変われば授業が変わる。授業が変われば生徒が変わる。
学級崩壊が深刻化している学校が続出している・・・
しかし諦めることはない!!
子ども達の可能性は無限大。
子どもの可能性を伸ばす学校が増えれば、日本の未来だってもっともっと明るくなるはず。
くじけずやり続けるとは?
学校を立て直し続ける男なら、ヒントをくれるはず!!
さあ・・・長野雅弘様の登場です。
「子どもの可能性を伸ばす」
私は見た目では気づかれませんが、左目が生まれつき不自由です。一例ですが、そんな風に人は皆それぞれ違うじゃないですか。だからこそ、違うというお互いを認めてあっていく事が第1歩です。
学生時代に家庭教師をやっていました。最後の教え子は粗野な子でした。
勉強は出来たし模試でも高得点。しかし、通知表はオール1
素行が悪いと通知表が悪い。先生の言うことを聞かないと、通知表が悪い。
その子の行動を正さず、わかってもらうことをせず、目の前の行動だけで判断する。信じられない教育現場。だから教師になろうと決めました。
学校の建て直しも本校で4校目。
重要な事は先生にワクワクしてもらうこと。先生が自己改善をし続けること。すると、間違いなく子供は変わる。
こんな出来事がありました。白血病で入院している中学生が私の学校に入学したいと希望しました。
私は「しっかり勉強しなさい。待ってますよ」と言い何度も病院に通いました。
彼女は見事1位で合格しました。
しかし入学式の数日後亡くなってしまいました。
彼女の希望通り、制服姿で荼毘にふされました
「ここまで学校を好きになってくれていたんだ・・・」
「その子の分まで生きよう」
という思いが学校中に広がりました。彼女の死を通して、生徒も教師も多くの事を学びました。
実体験があれば多くを学べます。実体験がなければ、想像力が必要です。想像力は思いやりです。それを育てるのも学校の役割ですまた、教育は子供の自立のためにおこないます。
良き自立のためには壁を作らないで下さい。くじけても構いません。立ち直ればいい。
立ち直れなかったら周りに頼っていいんです。
きっと、周りが助けてくれます。いつの日か、お返しすればいい。
立派過ぎる人なんて、そうそういません。
2010-03-26
取材:櫻井智之
タグ:校長
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