ラフティング日本チームを世界一に導いたスゴい人!
8人乗りの特殊なゴムボートに乗り込み、みんなで力を合わせて漕いで急流を下る。
これが、ラフティング。
このラフティングにおいても世界中を巻き込んだ大会がある。
日本はたった十年前まで、出場する選手は一人もいなかった。
しかし、ある男の存在がラフティングのチームを発足させ、たった十年で日本チームは世界一となった。
生涯の目標の見つけ方とは?夢の叶え方とは?
さあ、浅野重人様の登場です。
「夢は必ず叶う!」
高校を卒業して大学受験をすることに違和感を感じていた僕。
カナダという自然に囲まれた外国での経験が、自分の世界観、進路を変えた。
卒業するまでに100万円を貯めよう!
そして、大学進学を辞め、オーストラリアにワーキングホリデー制度を利用して渡った。
働きながら、休日に隣のニュージーランドに遊びに行った。
そこで激流を下るラフティングに出逢った。
今まで経験したこととはレベルが違った。
あとで聞いたのだが、その河は、激流度レベル5という極めて危険領域。
その領域に素人の僕がちょっとレクチャーを受けただけで挑戦してしまったのだ。
やはり、ダメだった・・
ボートは転覆し、激流に放り出された。
死ぬ!
でも、誰も助けてくれない。
結局、500mくらい流されて自力で這い上がった。衝撃的な出来事だった。
しかし、この出来事が僕の人生を根底から変えてしまった。僕はラフティングの虜となったのだ。
ラフティングのインストラクターとなり、ラフティングが日常となった。
とあるきっかけでジェームススキナーのセミナーに行った。
最後に、壇上に登って宣言をしてしまった。
“ラフティングチームを作り、世界一になります!”根拠などなかった。でも、必死にがんばった。
スポンサー獲得の為に何百という会社を廻りプロチームを結成した。
度重なる敗戦から勝つ為には、何が必要かを徹底的に研究して、僕は、日本人が持つ強みを発見した。
日本が世界一になるまでには50年かかると言われていた。
でも僕らは、10年で世界の頂点に立った。
夢は叶う!だって、僕ができたのだから!!
2010-09-29
取材:只石昌幸
タグ:スポーツ・格闘技
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