20歳でトリノ五輪日本代表の権利を勝ち取ったスゴい人
物心がついた時から雪に戯れて育ち、父の指導のもと雪上競技を始める。
モーグルの世界では日本Jr.チャンピオンにも輝き、スノーボードの世界で本領発揮!
トリノ五輪日本代表にも選出され、20歳という若さでオリンピックに出場!
ウェイクボード、ヒーリーズ(ローラーシューズ)のプロ資格を有し、現在はタレント、アーティスト、執筆活動までこなしている本日の男。
“夢”という字を名に持ち、“童心”を決して忘れる事無く、数々の夢を叶えてきたアスリート!
さあ・・・成田童夢様の登場です!
「なんでも挑戦!なんとかなる!」
スノーボードとの出逢いは8歳のとき。
当時、今程知名度は高くなかった「ハーフパイプ」という競技にのめり込んでいった理由は至ってシンプル。
それは・・・目立ちたかったから(笑)
空高く舞って、回転する。なんとなく、かっこいいでしょ?(笑)
これぞまさに、アスリートとアーティストを兼ね揃えた“アーティストリート!!”
ハーフパイプの世界に一気に引き込まれました。
でも、プロを目指すと決めた15歳まで、オリンピックに出場したいなんて考えていませんでした。
世界中の大会へ出場するにつれて、徐々に意識していった感じですね。
トリノ五輪の日本代表に選ばれてからは、“童夢”という珍しい名前の影響もあり、メディアに出演する機会が増えました。でも、終わってみたら地獄。すごく注目していただいたのに、結果は予選敗退。多くの方々が一気に自分の周りから離れていくのがわかりました。
この時は、すごく悔しかった。自分の力の無さが悔しかったのはもちろん、なにより、自分は表面的にしか見られていないのではないか、と感じたときが一番辛かった。
ここから、更に本気で自分の中身を磨く様になりました。
現在は、本業のスノーボードはもちろん、興味のある事にはどんどん挑戦し、タレント、カウンセラー、ヒーラーなど、様々な分野で自分を磨いています。
今の子ども達には是非、色々なことに挑戦してほしいです!
モテたいから、お金持ちになりたいから・・・動機なんて、何でもいい。
どんなに不純な動機だったとしても、頂点を目指して真剣に取り組んでいれば、邪な気持ちは消えてなくなりよりレベルの高い目標を掲げるまでに至ります。
固定概念で「抑制」することではなく、挑戦することに対して温かい目で見守り、サポートしてあげる事が、僕たち大人の役目ではないかな。
“童夢”という名前は、「子どもの頃の夢を大人になっても持ち続けて欲しい」という両親からの願いが込められた名前。
この名前に恥じぬよう、日本中、世界中の子ども達が夢に、希望に満ちあふれた生活を送れるようサポートしていきたいと思っています。
2011-01-28
取材:編集部
タグ:スポーツ・格闘技
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