好景気に沸いたバブル時代。皆が異常だった。
投資というマネーゲームに狂った時代。そして、泡は消えた。
今日の男は、そんな時代でも、本業一筋。
脇目もふれず、自分の理念を守り続ける。
商売の本質とは?社会貢献とは?
さあ、田中健介様の登場です!
「必勝の哲学」
私は31歳で起業しました。
自分を大きく見せようとせず切磋琢磨し、賃貸仲介に特化してその後ハイクラスの物件を中心に扱うようになり、いまから20年前に、この分野で日本のトップになりました。
わき目も振らず浮気をしないでやっているわけだから、1番にならざるを得ない。
私には何十年間も頑なに守り続けている信念があります。
ひとつとして人を泣かしてまでは利益は得たくない。
弱っている人からできるだけ安く買って、できるだけ高く売るというのは商売道徳上、間違っていると思うんですよ。
また、私はバブル期にも、本業から逸脱したどんなおいしい話にも一切手を出さなかったのです。
とにかく「正直」「誠実」をモットーに本業のみをやり続けたのです。
この心がけ、ですから屋台骨を揺るがすような挫折がないのです。
人間等身大で歩んでいれば挫折なんてないんです。
5の力しかないのに10に見せたりして歩んでいるから挫折が来る。無理をしないことです。
そして、商売がすぐ金儲けというのは何かが欠けていると思います。
商売というのは道なんです。
社会貢献に繋がる、人から賞賛されるような仕事をしましょう。
そこを通じて、雇用を生み出し、世間の人から喜ばれ尊敬されるのが真の商いなのです。
ドンドン自分だけ儲ければいいというのでは、社会から恨まれ、マイナスの念を受けてしまいますね。そして、必ずつまずいてしまうことでしょう。
人間というものは仕事を通じて常に社会に喜ばれ、尊敬される存在にならなければならないと私は、
日々思っています。
これからも商売という道を背伸びしすぎることなく等身大で堂々と歩んでいきたいものです。
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