専業主婦から最大手の外国人タレント事務所を設立したスゴい人!
50歳まで専業主婦だった。
50にして起業した。
最初は娘と2人で自宅にて。
小さな、小さな、スタートだった。
苦労した。
いくつもの失敗を乗り越えて夢を信じ続けた。
今や、最大手の外国人タレント事務所になった。
所属タレントは、約5,300人。
人生の試練の乗り越え方とは?
女性の起業とは?
さあ、日本最大級の外国人タレント事務所社長 稲川素子様の登場です!
「120%で応える精一杯の姿勢が信用を生む」
会社を興したいなどと考えてもいなかった。
主婦だった50歳の時。
ひょんなことから、ある映画関係の監督から
「映画に出てくれるフランス人を探しているが知らないか」
と聞かれ、
「知り合いが1人います」
と答えてしまった。確認したら知り合いのフランス人はすでに帰国。
あまりにも喜んでいた監督に断りにくく、東京日仏学院を訪ねてフランスの文化省の派遣で来られていた先生にお願いできることになった。
偶然にも演技指導で来日していた方で当然、撮影でも評価は高く
「稲川さんはいい外国人を紹介してくれる」
と口コミで話が舞い込むようになった。
これが起業のきっかけ。
断るのは簡単です。
だけど、私は頼まれたことを精一杯やる。
ご要望には100%ではなく、120%でお応えする。
期待以上の結果でお応えする
これが1000枚の名刺を配るよりも強い営業だと思います。
私の財産は信用。それしかないのです。
頼まれた仕事にはベストを尽くす職人でなければならない、といつも考えています。
そして寸暇を惜しんで勉強し、常に成長しつづけたいと思っています。
今でも私は芸能界の中でも一番下のその更にしたっぱと思っています。
だって周囲の皆さんのおかげ、タレントやスタッフの皆さんのおかげで、今の私があるのですからね。
2010-03-18
取材:編集部
タグ:ビジネス・経営者
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