日本初のアクティブシニアコミュニティを作り出したスゴい人!
日本人全人口のうち65歳以上が1/3、50歳以上の割合は半分以上という超高齢社会である。
多くのシニアの方は、お金、孤独など多くの不安を抱えている。
そんな中、シェアリングの長所を活かし、生活費を下げて生活レベルを上げる、新しい長生きの形を実現した男がいる。
日本の明るい老後社会の為に日本初のシニアが輝ける街を作り上げた人物の登場だ。
さあ・・・株式会社スマートコミュニティ代表取締役社長、山内成介様の登場です!
「新しい長生きのカタチ」
私の曽祖父は任天堂の創業者。
大学を卒業して、任天堂に就職をしたのですが、頑張って働いても先代が作った会社、そういう見られ方をしました。
一念発起をし起業をして、自分の名前で立ちたいと思いはじめました。
ただ、周りに起業の相談をしても、皆が反対しました。
人からの評価は気になっていたものの仕事自体は順風満帆で、会社にいるのが非常に心地が良く、会社を辞めるという、踏ん切りがなかなかつきませんでした。
取引先と祇園にお酒を飲みに行けば、それはそれは、楽しいですが、家に帰れば、決断できない自分に自己嫌悪を感じる毎日。
悶々とした思いを抱えたまま、5年が経過した時、先は何も決まっていないけど、清水の舞台から飛び降りたつもりで辞めようと決断をしました。退職後、大きなきっかけが訪れました。
アメリカに元気なシニアの方が、集まった街があるということを聞きつけ現地に見に行った時、驚くべき光景を目にしたのです。
その街に住んでいる、おじいさんやおばあさんの目がキラキラと輝いていて、いきいきと暮らしていたのです。
その一方で、日本では、周りを見渡せば、不安を抱えながら毎日を過ごす、シニアの方が多かった。
日本人の老後の生活を明るくしたいという思いで、日本で初のアクティブシニアコミュニティを作ることを決めました。
アクティブシニアコミュニティとは、それぞれがプライベートな居住空間を持ちながら、音楽、ゴルフ、陶芸などの趣味に打ち込む施設が充実している、大人の学生寮なのです。
皆さん、本当にアクティブに日々を過ごしておられます。
79歳で杖を着いて入ってきた方が、周りの元気な方に刺激を受けて、なんと杖無しで歩くようになられたばかりか、今では自転車でダイエーに買い物に行っておられます。
皆さんの、イキイキした笑顔を見ることができ、うれしい限りです。
多くの方々のご協力の賜物で、私があのとき衝撃を受けた光景を日本で実現することができました。
これからも、日本に新たな老後の過ごし方を提案していきます。
2011-01-06
取材:編集部
タグ:ビジネス・経営者
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