世界中の秘境でビジネスを展開できる宝石商
反政府のゲリラ部隊が襲ってきて、宝石採掘所の責任者が180人のゲリラ部隊を撃ち殺すという現実を目の当たりに。
アフリカのシラレオネでダイヤモンド鉱山を買取り、鉱山開発をしていたときは、現地の現場監督や鉱夫に7割ものダイヤモンドを盗まれたことも。
それでも、男は、宝石を買い付けに今日も世界を飛び回る。
死と隣り合わせにしてでも成し遂げたいミッションとは?
さあ・・・ベルエトワール 代表取締役社長 岡本憲将様の登場です!
「好きなことをやれ!!」
高校時代にリュウマチが原因で勉強ができず、目的としていた大学にいけなくなりました。
病気が完治し、それならば、人のやっていないことをやろうと思い、ヨーロッパ中をヒッチハイクで周りました。
日本に戻ってきて、宝石の値段の高さに驚愕しました。ヨーロッパの3倍、4倍の値段がするんです。
当時、日本の流通構造は複雑で、最終消費者の手に届くまでに中継ぎ業者を何社も経由していました。
仕入れ価格が高いのであればいっそのこと、コロンビアに行って、直接買い付けてやろうと思いました。もちろん何の知り合いもつてもありません。
廃坑になったダイヤモンドの鉱山があると聞きつけて、アマゾンのジャングルの中で、一人でダイヤモンドを掘りました。
食べ物もろくにありません。タバコを川に投げ入れるとピラニアが群がってくるので、捕まえてエサにしてエイを吊り上げて食べたりしていました。
ビルマに車でルビーを取りに行った時に、スピードを出しすぎていて、段差を乗り越えた時に飛行機のように宙を飛びました。
あの時はさすがに生きた心地がしませんでしたね。
日本人が行った事のない秘境中の秘境で泊まりがけの採掘中、宿のようなものを見つけ何も知らずに、屋根裏で寝ていたら、軍隊が帰って来て、物音1つ立てられない状況に息をのんだこともありました。
まさに、毎日が冒険でした。
怖いと思ったことは一度も無かったです。
宝石が好きだったからです。頭で考えて行動をするのでは無く、体が自然に動いていました。
好きなことを一生懸命している人は、今がどんなに成長が遅いと感じても、最後には必ず成功します。
好きこそモノの上手なれですよ。
好きなことに熱中しましょう!
2011-01-20
取材:編集部
タグ:ビジネス・経営者
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