久本雅美、柴田理恵、猫ひろしなどが所属する劇団WAHAHA本舗。
本日はその劇団を設立し、舞台演出も手がけるスゴい人!が登場する。
20歳の時にはその笑いの才能が認められ、TVの世界で引っ張りだこになった。
笑いの天才が小さい時から常に抱えていた自殺の願望。
明と暗を両方持った天才は、どのような生き方をして来たのか。
さあ・・・劇団WAHAHA本舗主宰、喰始様の登場です!
「生きてる事は楽しい」
小学校の高学年ぐらいから30歳中頃ぐらいまで自殺することばかり考えてました。
20歳ぐらいの時に、テレビ業界の中で名前が売れ始めて仕事が溢れお金を持ち出した時も、その気持ちは変わらなかったです。
小さい時から孤独が好きな少年でした。貸し漫画ばかり見て、一人で遊んでましたね。
中学の時に黒澤明の用心棒を見てから映画監督になりたいと思い、勉強として映画を見まくった。
そのとき好きだったのが、映画の中のギャグ。それが自分の原点ですね。
“ゲバゲバ90分”という番組で、自分の提案したギャグが三分の二ぐらい採用されるようになり、TV関係の仕事がドンドンくるようになって、食う事に困ることはなくなった。お金もあり、飲み歩く事も出来た。
だけど、ずっと自殺の事は考えていたんですよ。自殺についての考えは成功とは関係なかったですね。
30歳を過ぎた頃、当時東京ボードビルショーの若手と劇団WAHAHA本舗を作ったんです。その時ですね。自殺を考えなくなったのは。
リーダーの立場になって、周りから頼られることによって自分を必要とする人たちがいる事を感じました。
若くして名前が売れた僕は、30歳過ぎると格好悪くなると思ってたんですが、30歳過ぎて格好良く生きることは、他人のために生きる事だと分かったんです。
根拠のない、鬱ってあるんです。急に死にたいと思うこと。
ここ数年『自殺なんてつまらないよ!』って笑い飛ばせる舞台をやってます。自分が自殺の事をずっと考えていたからこそ伝えられることがあると思います。
生きてれば、仕事も人生もまだまだ面白い。そもそも、生きること自体が大切なこと。
どんなに世の中が悪くなっても まだまだ面白いことがいっぱいあります。だから楽しんで生きていきましょう。
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