日本の芸能人や経営者たちが国外でセスナの免許を取るというと名前が上がる場所が、ハワイ。
免許取得のために何度もハワイを訪れ、飛行機学校に通う人がたくさんいる。
そんなハワイで一番長い歴史をもつ日系の飛行機学校を設立したスゴい人が本日登場だ!
海外でビジネスを起こすとは?
さあ・・・WASHIN AIR, INC.代表取締役 小倉正裕様の登場です!
「僕にはこれしかない!」
高校を卒業して25歳までサラリーマンをやっていました。
しかし、結婚を意識したとき、
“僕は今のままの人生で本当に良いのか?”と考えました。
そこで、最後の挑戦として当時流行っていたバッグ1個で旅をしようと決意し、アメリカに渡りました。
行けば、何か見つかるだろう。
確かに、アリゾナの広大な土地は自分の存在をちっぽけだと教えてくれましたが、将来の自分などどこに行っても見えてきませんでした。
アメリカに滞在して3ヶ月が経ってしまい、帰りに立ち寄ったハワイで僕は相当焦っていました。
何でもいいからヒントが欲しくて安宿のベッドの上でパラパラとめくっていた雑誌に“セスナ免許を取れば、アナタもインストラクターに!”という広告を見つけました。
僕は「これだ!」と思いました。
そしてすぐさまその学校に行きましたが、入学からインストラクターの資格を取るまでにかかる費用は約300万円。
でも、他の可能性が一切見つからなかった僕にはこれしかないという思いがさらに強くなり、一旦帰国して1年という期間を決めて300万円を集めたのです。
婚約をしていた彼女にも頭を下げて、2年後には迎えに戻るからと言い残し、二度目のハワイへ。
実際に人生で初めてセスナに乗ったときは想像を絶するくらい怖かったですが、僕にはこれしかないのです。
免許取得だけでなくインストラクターになろうとする僕は、周りにもさんざん馬鹿にされました。
でも、これしかないのです。
そして、やっとインストラクターになってその学校に就職した時、さらなる試練が・・・
その会社の社長が、スカイダイビング中に不慮の事故で亡くなってしまったのです。
その日のうちに、その社長の親戚が会社に入ってきて全社員をクビにしてしまいました。
どうしよう・・・
でも、不思議と僕には力がみなぎってきたのです。
“これしかない”と。
ビザが切れる前になんとかお金を集めてセスナを買い、オフィスを借りて、人生初の多大な借金を背負いながらハワイでの起業。
そこからは、死に物狂いでした。
今の若い子たちは先に“これをやったらどうなるか?”を聞いてきますが、そんなこと、実は誰にもわからないのです。
やりたければ、やればいい。
しかし、僕は決めていることがあります。
“Perfect is standard”
一度でも事故が起きたらそこで終了。
だから、毎日が必死です。
でも、そんな人生を歩み続けられるから、僕は幸せなのだと思います。
◆ワシンAIR
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◆ハワイでセスナ操縦体験レポート
その日のうちに操縦席でセスナに乗れます
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