受験生のほとんどが通う“予備校”
その予備校界で多くの人が知っているであろうカリスマ講師が本日登場する。
しかし、その経歴は異色。
中学校時代から暴走族に加わり、特攻隊長であった生粋のヤンキー。
しかし、最愛の彼女に言われた「大学ぐらい行ってくれないと」という一言をきっかけに、大学受験を決意した。
約4ヶ月間の受験勉強で国語の偏差値を25から86に上げ、国学院大学に合格。
大学卒業後、代々木ゼミナールの講師採用試験を受け、史上最年少かつ最高得点で合格し講師となった。
以後16年間、代々木ゼミナール人気ナンバーワン古文講師として、平成20年度からは東進ハイスクールの講師として活躍を続けている。
さあ・・・東進ハイスクール講師 吉野敬介様の登場です!
「イレギュラーなことに対応できない男はダメ」
大学受験は全部満点でなきゃ合格できないということはない。
だいたい6割から7割くらいの得点で受かるようにできていて、受かるための方程式みたいなものがある。
そこを集中的に勉強すればいい。
しかし、仕事など社会に出てからは、「どうやれば成功する」という受験問題のような方程式はない。
イレギュラーなことが多々あるのが人生。
どんなことが起こっても、乗り越えられる力が人生には必要である。
自分自身は、イレギュラーな事が起こっても何とも思わない。
「あーきたきた」と思うくらいで、むしろワクワクする。
自分にとって不利な状況であればあるほど乗り越えてやろうという気になる。
代々木ゼミナールの時も、東進ハイスクールの講師になったばかりの時も、生きている中で、逆境に出くわす度にゾクゾクしてくる。
また、人生進んでいく上で、1である自分のことを10に見せて生きていっている人間は成功している。
嘘はいけないけれど、そういうプライドや自信を持てる人間が上に上がっていくと思う。
若い人は謙虚になりすぎず、良い意味で見栄を張っていった方がいいと思う。
けれども社会に出たら、どこの大学を出たなどは何の見栄にもならないということを知ってほしい。
良い大学に行くこと、卒業することは素晴らしいが、社会に出たら大学なんてどこの小学校を出たかと同じくらいの価値しかないと思うこと。
それくらい、「良い大学をでているかどうか」と「仕事ができるかどうか」は違う。
自分が授業をしていて最も大切にしていることは、生徒の人間的な部分の成長である。
いかに、自分の熱意と情熱を生徒に感じてもらえるかだ。
これが伝われば、生徒の受験に対する姿勢ややる気が変わる。
受験は、授業の時間よりも1人で勉強する時間の方が圧倒的に長い。
いかにその時間を頑張れるか、それが大切。
この時期頑張れないやつは、一生頑張れない。
この時期頑張れる力をつけた人間が、社会に出ても頑張ることができるのだと思う。
◆吉野敬介オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/yoshino-keisuke/
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