118年続く日本一古い保険代理店がある。
現在4代目として代表を務める本日登場のスゴい人は、先代とは血縁関係ではなかったが、事業を継承。
同社は、彼が入社してから46年間で男性社員の退職者はたったの3名。
保険業界では異例な退職率である。
118年も続く歴史の秘訣はどこにあるのだろうか?
さあ・・・株式会社龍崎 代表取締役 齋藤健様の登場です!
「融然」
身体が弱く、小学校6年生の時の体重は23.5kg。
母が縫製工場を営んでいて、兄がよく裁断台の上でアイロンの蓋を使ってピンポンをしていました。
このイメージが強くあり、中学での部活は体力を使わなそうな卓球を選びました。
しかし実際に入部してみると、非常に厳しいトレーニングをする部だったのです。
お陰様で体力もつき、健康になりました。
18歳の時に大阪の会社に就職する予定だったのですが、東京で働いていた兄から
「後継者がいなく、誰かに任せたいと言っている
保険代理店の会社があるから東京に来ないか」と連絡が入り、大阪の会社をお断りして上京しました。
半年は親戚の家に居候し、その後ようやく借りた家は、三畳一間風呂なし共同トイレ。
仕事は社長のカバン持ちでした。
社長から「他人の芝は青く見える。自分の置かれた環境の中で最大限楽しみなさい」と言われたことがあり、私はそれを実行に移すために、自分の家を整えるよりも先に借金をして地元新潟に卓球場を作りました。
素晴らしい中国人コーチとも出会い、今その卓球場には新潟県内でトップに入る子供達が沢山います。
ジュニアでチャンピオンになり、2020年の東京オリンピックを目指して努力している選手もいます。
先代から私への引き継ぎは、10年掛けてゆっくり行われました。
先代の亡き後は奥様を代表に立て、自分は専務となり、年1回の保険会社の表彰式で奥様を登壇させられるよう頑張り続けました。
「もう私はここまででいいから」と言って頂けるまで、奥様を表彰台へ送り続けました。
我々の方針は「目立つことをする必要はない」。
いざ、お客様が困っている状況になったら表に出て、問題を解決し、お客様に安心していただくために動く。
その積み重ねが、「龍崎に任せれば大丈夫だ」という信用に繋がっているのだと思います。
今年118年目で、規模は小さいけれど業種業界問わず素晴らしいお客様に恵まれています。
時にはお嫁さん探しをしたり就職先の斡旋や名医を紹介するなど保険以外の事も、お客様の人生を豊かにするお手伝いを率先して出来るのも龍崎流です。
ネット保険では絶対にできない100年以上培った生きた人脈なのです。
お客様も社員も龍崎に出逢って良かったと思える会社作りをしています。
これからも「龍崎に任せれば大丈夫だ」と思って頂ける会社であり続けます。
◆株式会社龍崎
http://www.dairitenhp.com/ryuzaki/
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