「第27回オールスターものまね王座決定戦スペシャル」優勝!
「発表!フジテレビ 日本ものまね大賞」優勝!
など、数多くのものまね番組で優勝経験をもつ本日登場のスゴい人。
彼女のものまねのレパートリーは、松任谷由実、中島みゆき、市原悦子、中村玉緒など数十人にのぼる。
女優としても活躍し、伊丹十三監督の映画「マルサの女2」「大病人」「浪人街」にも出演。
2009年にはものまねから生まれたコンビ、鳩山夫妻としてCDをリリース。
さあ…
女優/ものまねタレント
なかじままり様の登場です!
「飲んだくれていたからチャンスがやってきた」
幼い頃からものまねはやっていましたが、親戚のおばちゃんのものまねをすると、祖母からは「人の揚げ足とりはいかんばい!」と怒られていました。
東京に憧れがあり、親友の熱心な誘いもあったので21才のときに東京に出てきました。
たまたま「劇団員募集」のチラシを見て「円」という劇団に入ることを決意。
とんとん拍子に一次、二次、三次、最終試験まで合格したので「私ってすごいなぁ?」と思っていたら、後から聞いたら応募者のほとんどの人が合格していたようです(笑)
劇団に入って過ごすうちに演劇の楽しさがわかって、充実した毎日を送るようになりました。
自分が出演しない舞台にもお茶くみとして手伝いに行き、よく稽古後の飲み会にも誘ってもらいました。
知り合ったイベンターの方が、最初に「ものまねがうまい」と見抜いてくれて、そこからものまね人生がスタート。
事務所に入って初めての仕事が、伊丹十三監督の映画「マルサの女2」のオーディションで、合格して映画デビュー。
その後も「あげまん」や「大病人」など伊丹十三監督の作品に出演させていただくことができました。
ほとんどがお酒からつながったご縁です。
今までの人生で大きな挫折感を味わったことが2回あります。
一つは高校教師だった弟が列車事故で亡くなったこと。
新聞に「自殺」「女性関係が原因」など真実ではない記事が出て、私や両親も世間や親戚からバッシングを受け、つらい時期を過ごしました。
しかしその頃に出演した「日本ものまね大賞」で私が優勝したことでバッシングは止み、のちに毎日新聞に訂正記事も掲載されて、弟の汚名を晴らすことができました。
もう一つはレギュラーで出演していたものまね番組からはずされたとき。
テレビ局側にもいろいろな事情があったと思いますが「ものまね卒業だ!!」と電話があったときはかなり落ち込みました。
一週間もせずに、朝起きると同時に「鳩山幸(元内閣総理大臣鳩山由紀夫の妻)」のものまねのアイデアが降りてきて、一日かけて鳩山幸さんの顔メイクや、表情、ものまねが完成。
ご縁があり、鳩山来留夫とのコンビ「鳩山夫妻」を組んでM-1グランプリに出場もできました。
こんなふうに朝起きてすぐにアイデアが降りてくるときは、寝ている間に誰かが教えてくれているようにも感じます。
もしかしたら私のものまねが大好きだった弟が教えてくれているのかもれません。
◆なかじままり公式ブログ
http://ameblo.jp/nakajima-mari/
◆所属事務所プロフィール
http://www.from1-pro.jp/talent/detail.php?id=73
◆ひとりものまね王座決定
https://www.youtube.com/watch?v=Nc6z5mSWWVo
◆アパ社長のものまね
https://www.youtube.com/watch?v=7JW1FveW9FU