本日登場するスゴい人は、アメリカを中心に世界で活躍するトップギタリストのスゴい人!
日本では彼の活躍を知る人は少ないが、アメリカにおいては日本人ギタリストと言えば彼の名前が上がるに違いない。
共演アーティストはジェームス・ブラウン、タワー・オブ・パワー、ケニー・ロジャースなど上げればキリがない。
数々の有名アーティストのアルバム、ツアーにも参加している。
ハリウッド映画でもプレイし、全米トップ視聴率番組で現在もハウスバンドのギタリストとして月?金曜日に毎日出演している。
トップミュージシャン達から絶大なる信頼を得ている日本人ギタリストである。
日本人アーティストで初めて共演したのは「矢沢永吉ツアー2004年?」での矢沢永吉氏である。
彼の活躍の秘訣とは?
さあ…
Guitarist/Producer/Composer/Arranger
Toshi Yanagi様の登場です!
「夢をいつまでも」
3歳からピアノ、4歳からバイオリンを習っていたけれど、トランジスタラジオから流れたTOTOというバンドの音楽に惹かれ、スティーヴ・ルカサーみたいなギタリストになりたい!と14歳でギターを始めた。
進学時に母にギターを弾きたいと伝えると「いつもアメリカの音楽を聞いているからアメリカに行けば」と言われ、「やるしかない!」とギターとバッグだけ手に持って19歳になったばかりの春に渡米。
あても無く、1つだけ書いてきた英語のフレーズ「I’d like to go to this place」をタクシーに見せるのがやっとだった。
徐々に仲間もでき、ブルースクラブに客としていくと、いきなりステージで演奏しろと言われ頭が真っ白になりながらも演奏したんだ。
気付けば拍手をもらい、「次はいつ来るんだ」と言われていた。
これが初めてのステージで、そこから縁が広がっていったんだ。
憧れのギタリストが出演しているベイクドポテトというクラブとの縁をもらい、ギターを弾いていたら目の前にドリンクが出てきたんだ。
飲み終わるとまた出てきて、何でだろうと思って見たら最前列に憧れのルカサーが座って、同じ飲み物を飲んでいたんだ。感動したね。
それから二人で飲み明かして、ルカサーから「何かあったら連絡しろ」と連絡先を渡されたんだ。
90年代は本当に貧乏だったけど、日本のアーティストがレコーディングに来ていたのでガイドと通訳のバイトもしたよ。
マイケルジャクソンのバンマス(Greg Phillinganes)からテレビ番組の仕事も頂いたり、本当に仲間との縁の繋がりで仕事が舞い込んでくるんだ。
オーディションは1回か2回ぐらいしか受けた事がなく、全て口コミ、紹介やリピート。
矢沢永吉さんのツアーの時は今までギターは2人体制だったのが自分の時はソロギターになり、やり甲斐があったよ。
昔から仕事の依頼は何でもYES!もしやった事がない音楽でもね。
返事をしてからCDを聞きまくり、練習しまくるんだ。
今でも知らないことや出来ないことがあると、そんな感じさ。
演奏で大切にしている事は、何よりもアンサンブル。
どれだけ周りの音を聞きながら調和を保つか。
好きだからこそ続けてこられたんだね。
確かに継続こそ力なりだよ。
日本でもアメリカでも同じように人との縁は大切。
技術も重要だけど好きな人と仕事したいものなんだよね。
これからはアメリカ、ヨーロッパ、日本でも沢山ギターを弾きたいし、曲も書いていきたい。
Don’t stop, keep it going.
夢をいつまでも。
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