2016年3月31日、アジア圏を中心としたビジネスモデルで成長し続ける企業が東証マザーズに上場した。
会社名は、株式会社エボラブルアジア。
本日はその創業者であるスゴい人が登場する。
同社はもともと彼が学生時代に立ち上げた企業。
それが今では、国内航空券のオンライン販売において取扱高日本一となった。
更に、度重なるM&Aを経てベトナムでのITオフショア開発事業、訪日旅行事業など、成長著しいアジア圏における様々な事業を手がけ、将来さらなる期待をされる企業のひとつになっている。
「経営において一番大事なことは黒字化と成長への執着」と語るスゴい人の考えとは?
さあ…
株式会社エボラブルアジア
代表取締役社長
吉村英毅様の登場です!
「終わりなき成長」
私の実家は、代々続く商売人の家系でした。
幼い頃から商売人だった父の背中を見ながら育ち、中学生の時にビル・ゲイツの存在を知り、将来起業すると決めました。
ビル・ゲイツはハーバード大学出身だったので、私も一番を目指そうと東大に入ることを決めました。
すべては、起業するためです。
無事東大に入学したらすぐに、先輩を頼ってベンチャー企業にインターンをしました。
1、2年生の時は、インターン生として社長業を学ぶことに全エネルギーを投下しました。
そして3年生の時に自分で商売を始めたのです。
最初の商売は、ご縁があったことがきっかけで、阪神タイガースのライセンスを買って缶コーヒーを作りました。
2003年は星野タイガースが優勝したのでチャンス!と思って動きましたが、なにせ人脈も実績もない。
所詮学生起業家、スーパーやコンビニでは取り扱ってもらえず、パチンコの景品やホテルの冷蔵庫に置いてもらうことを目指しました。ここで営業力が鍛えられました。
結果的に、缶コーヒーは30万本売れました。
そしてこの体験を経て、やりたかった航空券のオンライン旅行事業に乗り出しました。
この事業を選択したのは、競合はいましたが、“ガリバー”と言われるようなシェアを独占している企業がなかったので、チャンスを感じたのです。
とにかく、単月黒字化を意識しました。
資金が少なかったのでとにかく黒字化させないかぎり会社が存続できなかったのです。
「単月黒字化」と「成長率」こそが、企業の存続のために大事なことだと、私は考えています。
成長し続けたら、見える景色も変わります。
まるで海外旅行に行くように、とにかく私は成長によって見えてくる景色を沢山見たいのです。
おかげさまで、今年上場を果たしました。
その結果、また見える景色は変わりました。
成功に努力は必要不可欠です。
目線を高く、諦めないことです。
これからも我々は、アジアを代表する企業を目指し、成長し続けたいです。
◆株式会社エボラブルアジア
http://www.evolableasia.com
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