創業70年の歴史を背負うスゴい人!
10年続く会社は100社中たった数社。
そんな厳しい世界の中、昭和14年創業にして昨年、創業70周年を迎え、今年、さらに飛躍しようとする会社がある。
メモリアルアートの大野屋だ。
お墓、葬儀、仏壇の世界を常に引っ張ってきた企業。
著名人を登用したテレビCMをはじめとし広告を積極的に展開した。そして知名度を広めた。
今日の男はそのすべてを背負い社長に就いた。
歴史ある企業であり社員の家族を含めると1000人規模の人生を背負っての社長業。
さぁ、メモリアルアートの大野屋 大澤静可様の登場です!
「日々、社長の器が試されている」
メモリアルアートの大野屋は昭和14年から続く会社だ。
私には2つ上の兄弟がいる。
兄は大学卒業後、先代の父の元帝王学を徹底的に学んだ。
私は、父の会社には入社するつもりは一切なかった。
兄弟割れによる同族同士の骨肉の争いを何度も見ているからだ。
普通に就職した。
一生、その会社に捧げるつもりで入社した。
でも、自分の中に“起業”の二文字が・・
事業計画書を持って父に相談しに行った。
今、思い出せば恥ずかしすぎるくらい、素人内容の事業計画。
でも、業界のカリスマとまで言われていた父は一言・・
「やりたいことをやるために一度、俺の元に来い!」
いきなり役員として父の子会社に入社した。
与えられたチャンスをすべて生かそうと毎日、本気だった。
そして兄は会長職へ。
私はついに社長に就いた。
社員400名、その家族を含めると1000名の人生を背負った。
人の重み・・・
あまりの重圧に私は倒れてしまった。
そして二年間のブランク。その間は社長であるはずの私は一線から退いてしまった。
でも、この二年間がその後の社長業に多大な影響を及ぼしたと思う。
“もう、絶対につぶれない!”
人生、どんな立場や肩書きでも切れてしまったら終わり。
これからも社長の器を試されながら会社を永続させよう!
2010-05-21
取材:只石昌幸
タグ:ビジネス・経営者
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