日本一の作家エージェントと呼ばれるスゴい人!
ベストセラー作家を探し続け、売れる著者を発掘し続けている人がいる。
彼の職業は、“作家エージェント”
日本では聞きなれない言葉だが、海外では、当たり前のように、著者にはエージェントがついていて、エージェントが世界の大ベストセラーの立役者でもある。
去年から売れ続けている「死ぬときに後悔すること25」も彼が手がけたものである。
さあ・・・鬼塚忠様の登場です!
「好きなことに没頭しよう!」
27歳まで世界中を放浪した。
荷物はたった一つ。元手は、200万円。
世の中は、バブル経済の真っ只中・・・
大学時代、就職活動の際、理系でシステムがある程度わかる僕に会社は優しかった。
鹿児島から、東京の会社に就職の面談。
往復の交通費にホテル代。なんと、すべて会社もちでその額、10万円!
僕は、30社受けた。鹿児島から東京までヒッチハイクに、友人の家での宿泊。
支給された交通費をまるまる貯めて200万円作った。今では、信じられない話だが、これがバブル時代ってもの。
そのお金で、世界に出た。40カ国は放浪した。
その中で、イスラエルに住んでみた。とあるユダヤ人との出逢いで人生と商売の原理原則を教えてもらうこととなる。それは僕の考え方を根底から変えてくれた。
そんな旅行ではあったが、結局、ダニと汗ジミの毛布をかぶって寝ていたら急に、虚しくなった。
僕は、帰国し東京へ。
バブルは崩壊していた。
仕事はなかった。
道路の交通整理ガードマン。辛かったが、この時代に出逢った外資系の版権エージェント会社にこそ、今の僕にとっての天職があった。
出逢いが、次の人生を運んできてくれた。
海外のブックフェアに行くたびに海外の出版業界のエージェントの活躍の幅には驚かされていた。
若い人たちが、“やりたいことが見つからない・・・”
見つからなかったとしても不安がらなくて良いんだ!
もっと、目の前の仕事に没頭してごらんなさい。
必ず人生は開けます。
そして、面白いと思えることに一生懸命になりましょうよ!
2011-03-02
取材:只石昌幸
タグ:ビジネス・経営者
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