『特攻隊のドラマをFMラジオで放送する』という、それまで誰も成しえなかったことをやり遂げたスゴい人!が本日登場する。
今でこそ日本を愛しているが、過去には、日本のことをかっこ悪いと思っていた時期があるという。
ラジオのパーソナリティーとして活躍する中で、日本に海外の素晴らしさを率先して伝えていた。
ところが、ある出来事をきっかけに日本の美しさを再認識するようになる。その出来事とは何だったのだろうか?
さあ・・・株式会社サンディ代表取締役社長奈美木映里様の登場です!
「99%は自分の力で」
子供の頃の夢は宇宙飛行士でした。
小学生の時、アポロ11号の月面着陸の話題で日本中が沸いていた。
東京の空はあまり星が見えなかったけど、見上げる度に遥か彼方の宇宙のことを想像しては、ワクワクしていた。必死にお金を貯めて天体望遠鏡を買ったり、NASAに入る為に東大も目指した。
しかしある時静岡に引っ越すことになり、一瞬にして、宇宙への熱が冷めてしまった。東京と違って、手に取るように星がよく見えたのです。
そのころから星への興味が薄くなり、趣味が大きく変わり、ローリングストーンズをはじめとした海外の音楽が大好きになった。
自分の好きな音楽をより多くの人に伝えたいと思って、ラジオパーソナリティになろうと思った。
自分で企画書を書いて、ラジオ局に売り込み続けた。
午前中はウエイトレス、昼は大学に行き、夕方もアルバイト。夜中はラジオパーソナリティとして365日働いた。
稼いだお金は全て、ローリングストーンズを見るための渡米費用につぎ込んだ。
当時、海外はカッコいい、日本はかっこ悪いと思っていた。
ところがある日、鹿児島県の知覧特攻平和会館を仕事で訪れ、特攻隊の事実を目の当たりにした。
日本を深く知りもしないでマスメディアで働いていた自分は、『罪を犯しているんじゃないか?』という気持ちになり、しばらく立ち直れなかった。
特攻隊の話を伝えたいという想いが心の底から沸き起こった。これがきっかけで、『流れる雲よ』のラジオドラマを作った。
FMラジオで特攻をテーマにしたドラマの前例がそれまで無かったので、全ラジオ局の社長宛に手紙と放送用テープを送った。発送した34社中28社が承諾してくれた。東京FMまでも配信してくれた。
『流れる雲よ』はその後、一気に世の中に広まりました。昨年には演劇シネマとなり、国内各地で公開を続け、全世界国際映画祭にも作品は出品された。
これからも、『日本人の真のかっこよさ』を伝えて続けます。
是非一度、舞台を見に来てください!日本人の熱い魂を感じてもらえると思います。
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