全人口の約23%が65歳以上の高齢者という“超”高齢社会を迎えている、日本。介護サービスのニーズが高まる反面、介護現場の過酷な労働環境は悪化している。
そんな介護業界を変革すべく、1人のスゴい人が立ち上がった。
“よりよい介護現場をつくりたい”この一心で、エンジニアから一転、29歳のときに介護業界に足を踏み入れた。
当時の介護業界には珍しく高品質なサービスを証明するISO9000を取得、合理的な経営管理手法を導入し、北海道から沖縄まで全国に事業所を展開。
全国に500万人以上いるとされる介護や看護を必要とする方はもちろん、介護業界で働く全ての方たちに“やさしい手”を差し伸べ続けている!
さあ・・・株式会社やさしい手代表取締役社長、香取幹様の登場です!
「介護革命」
両親が共働きで割と放任主義だった影響か、幼い頃から私は自立心が強い子どもでした。小学校3年生にして、子どもだけで伊豆大島や伊勢に泊まりに行ったりしていましたね。
私は長男でしたが、自立心が強く「いつかこの家を出ていきたいな」「今までと違うところに行きたい。」といつも考えていました。大学卒業後はエンジニアを目指してメーカーへ就職しました。
現職の介護業界とは全くの畑違いですが、私たちの“製品”=“サービス”と考えると共通点が非常に多いのです。
こういった“理系の視点”がISO9000の取得をはじめとするこれまでの介護業界の常識を崩し、新たな視点でのサービスの向上に繋がっています。今の経営にも非常に役立っています。
今でこそ介護は一大産業にまで成長しましたが、先代がシルバーサービス事業を始めた頃はまだ介護保険法が施行される前でしたので、介護業界は中小企業がほとんどで、経営も非常に疎かでした。
また、相対的にみると介護職に就いていた人の社会的地位は非常に低かったのです。
この状況を改善したいと強く思ったのが介護業界に入ったきっかけでした。
介護と聞くと、給料安くて報われない、敬われない仕事であると思われている方もいらっしゃるでしょう。「そんなことないのだ!大変重要で将来有望な報われる仕事なのだ!」こういうことを未来に向けて「実証」することが私のミッションだと考えています。
現在、弊社には常勤、非常勤あわせて4380名の社員がおります。
今後も、介護に関わる従業員が介護に携わっていることに誇りを持ち、利用者は勿論従業員や介護に関わるすべての人が幸せになれるよう、業界変革を行っていきます。