仕事、家事、子育てをしながらダーツを始めて4年で世界の頂点に立った本日登場のスゴい人!
1983年よりダーツに取り組み、1985年、86年の2年連続でインターナショナル日本選手権に優勝し、1987年5月には世界ランキング1位を獲得した。
日本初のプロダーツプレイヤーでもある。
彼女の挑戦意欲はとどまるところを知らず、現在は、美と健康とダイエット専門の会社の代理店として日本トップレベルの成績を記録し、練馬区倫理法人会 城北地区 地区長を務め、プロスピーカーとしても活躍している。
彼女が見出した成功の秘訣とは?
さあ・・・有限会社エイチ・アンド・ワイズカンパニー代表取締役 樋口陽子様の登場です!
「基本が大切」
私は高校生の頃からモデルをしていて、夢を追いかけて高校を中退し一人で関西から上京しました。
ところがある時、所属していたモデル事務所が倒産してしまって貯金の残高は35円にまで減り、それでも何とか生活をつないでいました。
家出同然で上京しましたので、親孝行をしたいという思いと夢のために再度頑張りましたが、オーディションに受からない負の連鎖にはまってしまい、ついに夢を諦めて結婚という選択をしました。
ダーツを始めたのは、下の子が小学校に入学する少し前。
夫と経営しているレストランは上手く行っていたのですが、ふと「私の人生このまま終わってしまうのかな?」と思いました。
子どもには「何か一つでもやり遂げなさい」と言っているのに、私自身の夢が中途半端に終わったのが嫌で、何か最後までやり遂げたいと思い立ったのです。
どうせやるなら日本一になれるものを、と考えていたら、ダーツに出会いました。
すぐに当時のチャンピオンに一日の練習時間を聞きに行き、私は2倍の8時間練習しました。
ところが、練習を積んで自信満々で試合に臨みましたが、他の選手の気迫に圧倒されて全く勝てません。
どんなに練習をしても勝てないのが辛くてもう辞めようと決心した頃、関西の姉の家のトイレに貼られていた一枚のコピーが目に留まりました。
そこに書かれていたのは、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」の一節。
「負けると思ったらあなたは負ける 負けてなるものかと思えば負けない」
私には、自信と「何が何でも勝つ」という信念が足りなかったのです。
自信をつけるためには練習しかないと思い、1日12時間の練習を続けました。
子育て、仕事、家事をしながらでしたので、睡眠時間は2時間の日々が続きました。
でも、続けているうちに、これだけ練習しているのは私以外にいないという自信がつきました。
すると不思議なもので、私は普通に競技しているだけなのに相手が勝手に崩れていくんです。
自信が雰囲気に表れていたんでしょうね。
基本を大切に練習を続けていたら、2年で日本一になり、4年で世界ランク1位になる事ができました。
私はずっと挑戦をし続けています。
挑戦するときには、無駄な事や失敗もたくさんします。
だけど、失敗は勲章だと思っていますね。
まだまだこれからやりたい事がたくさんあるのが、若さの秘訣ですね。
人を育て、人に幸せになってもらう事が今の目標なので、95歳までは現役バリバリで講演活動を続けます。
◆樋口陽子オフィシャルサイト
http://www.createdream.com/
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◆ブログ
http://ameblo.jp/beaura-yoko/