「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」
「いきなり!黄金伝説。」
「SMAP×SMAP」
など、数々の人気番組の放送作家として活躍している大人気放送作家。
テレビ、ラジオをはじめ、舞台や映画の脚本・演出、作詞、小説などでその才能をいかんなく発揮している。
ただの大学生だった彼が、コネもツテもなく、いかにして売れっ子の放送作家になったのだろうか?
さあ・・・放送作家 鈴木おさむ様の登場です!
「好奇心力」
大学生の頃、放送作家になりたくて、104で太田プロダクションの番号を聞き出して「芸人になりたい」と嘘をついてお笑いオーディションを受けに行ったんですよ。
自分の順番がきた時、「本当は放送作家になりたい」と言いました。
そうしたら、芸人さんの気持ちを理解するために半年間芸人をやってみろと言われて、ネタ見せしたり全くウケなかったけど舞台に立ったりしました。
でもそこにいる人たちが、ネタが作家っぽいから頑張れって応援してくれたんですよね。
半年間芸人として舞台に立ったら、ラジオとテレビの仕事を紹介してもらいました。
ADさんの仕事もしていました。
当時はテレビ業界に勢いがあったから、やらされることもめちゃくちゃでしたね。
朝の放送の終了後に満員電車で弁当10人前買いに行かされたり、
酒の飲み方も今より激しくて、仕事でミスしたらボコボコですよ。
ずーっと気を遣っていなくちゃならなかったしノーギャラだったけど、全ては大人に認められたい、それだけでしたね。
当時学生の僕に誰も振り向いてくれない。
興味を持ってもらおうと、SMクラブが流行りだしていた頃で一人で行ったりもしました。
でもそうやって人がやっていない経験を話すと、大人が僕に興味を持ってくれるようになりました。
大人に対してひっかかるようになると、自分が出すネタも自然と通るようになった。
それと、1個宿題を出されたら10個ネタを作るというのを続けましたね。
だいたい毎週50個のネタを作っていました。
10個ずつ書いていくと、どれが良くてどれが悪いか教えてくれたり、1つ位採用してくれたりしました。
大人が自分の作ったもので笑ってくれてる状況がとにかく嬉しかった。
ある時女優さんのラジオの特番を担当して成功したのにレギュラー番組になる時に声がかからなかったんです。
先輩の作家さんがやって来て、「申し訳ないけど、ディレクターさんに自分から手を上げて、あの女優さんの番組をやらせてくださいってお願いしたから自分が担当することになった」と言われたんです。
超腹立たったけど、その先輩が、「この業界は、待ってるだけじゃダメだから」と言ってくれたんですよ。
それからは、自分がやりたいことは口に出して言うようになりました。
音楽が好きだったのでAMラジオの現場で「FMラジオの仕事もしたい」と言っていたら、両方で仕事をしているディレクターが、TOKYO FMで新しい番組で若い作家を探していると紹介をしてくれました。
それが、今も続いている木村拓哉くんのラジオです。
その出会いがきっかけで、SMAP×SMAPに放送作家として呼ばれるようになったんです。
仕事を自分からやりたいと言うのも、芸人になりたいって嘘をついてオーディションを受けに行くことも、イタイことだと思うんですよ。
でも、僕はイタイことを行動に移したから今があります。
自分の夢ややりたいことを口に出すのは恥ずかしいことですよね。
でも10人いれば1人ぐらいは聞いてくれているものです。
好奇心を持って外に出て行く勇気、これが大事です。
◆「AVM」
脚本・演出:鈴木おさむ
2014年8月7日(木)?10日(日) 全5公演
会場:六本木 俳優座劇場
出演者:今田耕司 大久保佳代子 徳井義実
長谷川るみ エリアンナ 遠藤要 / 西寺郷太
料金:前売り¥7,000-(税込)
当日¥7500-(税込)
◆舞台「私のホストちゃん?血闘!福岡中州編?」
総合プロデュース:鈴木おさむ
脚本・演出:村上大樹
出演:松岡充/荒木宏文/五十嵐麻朝/平田裕一郎/廣瀬智紀/
久保田秀敏/染谷俊之/めろちん/富田翔/塩川渉/
鶏冠井孝介/安藤龍/秋元龍太朗/株元英彰/長崎勇輝/
畠山遼/町田宏器/永松文太/岡崎大和/なだぎ武/遠藤留奈/
小野川晶/神戸アキコ/高橋明日香/オキャディー(甘王)/
村岡希美/佐藤真弓/三上市朗
会場:日本青年館大ホール
公演期間:12/5(金)-14(日) 全13公演予定
〈チケット〉
一般発売:9/7(日)開始
問合せ:サンライズプロモーション東京
0570-00-3337(全日10:00?19:00)
舞台「私のホストちゃん」公式ホームページ
http://www.hostchan.jp/
◆鈴木おさむオフィシャルブログ
「放送作家鈴木おさむのネタ帳」
http://ameblo.jp/smile-osamu/
◆鈴木おさむプロデュース
「ちゃんこ屋鈴木ちゃん」
http://suzukichance.com/
※上記サイトは、一部携帯では見られない可能性があります。