AKB48を生み出した48という数字を名にもつスゴい人!
生徒数が両手で数えられるような田舎から上京し、今や、トップアイドル集団の生みの親となった男。
AKB48、48人だからAKB48。それだけではない。
48=シバ。芝という名字を持つ男。
あれだけの人気グループの生みの親はいったいどんな男なのか!?そのルーツは!!
さあ、芝幸太郎様の登場です。
「人を恨まず、感謝の心で」
小学校は、同じ学年が7名しかいない高知県の田舎で育ちました。
高校は、高知市内に下宿し、卒業後は、半導体の工場で働きましたが、スーツを着て仕事がしたいと思い、高知市内でノンバンクの会社に就職しました。
スーツを着て飛行機に乗りたいという夢が入社式で叶いました。
それから、誰よりも結果を出したいと頑張った結果、24歳で地方から東京渋谷の支店長にスピード出世しました。
その仕事の際に運命の人に出会いました。その方は、人の保証人になられ、借金の肩代わりをすることになられたのに晴れ晴れしい顔をしてらっしゃるのです。
そんな人は、今まで出会ったことがなかったので「なぜですか」と聞くと「人を恨まず生きて行きたいのです」と言われ、自分の中で何かが変わった気がしました。
26歳で独立をした際に、信用している人に起業資金をすべて預けていたのですが、そのお金を持って逃げられました。
一緒に起業する仲間の一人も同じ人に預けていましたので、本当に腰がぬけて、どうしようかと思いました。
それは、運命の人に出会ってから2年後くらいのこと。起業当時は、その資金がないので自転車操業でした。
そして5年後に起業資金をなくした友人と一緒に今の会社を立ち上げました。
私たちはあのお金を持っていった彼のご縁で知り合いましたので、
この出会いを良い出会いにしよう。あの負のオーラをプラスのオーラに変えていこう!裏切られた金額に利息がつくようにして、裏切った彼を恨まない人生にすることを誓いました。
多くの皆様のお陰で日本でも世界でもAKB48は活躍するようになりましたし、他の事業も順調に拡大しておりますが、このすばらしい日本のおもてなしの心を世界に発信できるような仕事にもチャレンジしていきたいです。
あの時の教訓を胸に、今日までいなくなった友人を探すこともお金を請求することもしていません。その気持ちはこれからも変わることはありません。
彼との出会いが良い出会いだったと彼にいつか言えるようになりたいです。
2010-10-18
取材:山縣かほり
タグ:ビジネス・経営者
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