本日登場するスゴい人は、日本全国の病院や福祉施設で2007年から1000回以上ものライブを行うシンガーソングライター。
2007年末に行った1回のライブを機に、2008年は40公演、以後年間100公演以上、2014年に至っては249公演を行い、2014年4月30日、ついに1000公演を迎えた。
その活動スタイルから「歌う坂本龍馬」と呼ばれ、高知県の観光特使に就任。
また、2008年には自身の音楽活動のマネジメント会社を設立した経営者でもある。
さあ
株式会社こころざし音楽工房 代表取締役
音楽活動家
松尾貴臣様の登場です!
「資本主義から感動主義へ」
中学生の頃、尾崎豊さんや長渕剛さんのような、歌で人生に影響を与えるミュージシャンに憧れて作詞作曲を始め、高校卒業までに50曲程作りました。
プロのミュージシャンになりたいという夢を両親も応援してくれましたが、国立大学に進学することが上京の条件と言われ、千葉大学へ進学しました。
大学在学中は都内のライブハウスで活動していましたが、大学院へ進むと、住んでいる西千葉に特化した地域密着のライブイベントを定期的に主催しました。
続けるうちに地域の方々から知っていただけるようになり、千葉県庁から歌のお仕事をいただくようにもなりました。
28歳の時、初めて全国ツアーとして人脈に頼り、名古屋、福岡、長崎、高知を周りました。
このツアーで出会った高知の方が活動を支援してくださるようになり、それから何度も高知でライブを行いました。
西千葉でやっていた地域密着の活動を高知でも出来、事務所などのバックボーンが無くても、それぞれの土地でキーマンが見つかれば活動を全国に広げていけると確信しました。
また、この時初めてツアーで利益が出たこともあり、以前はミュージシャンは売れなければお金を求めてはいけないという暗黙の美学のようなものが僕の中にありましたが、この経験から、プロとして信頼して頂くためには演奏へ対価を求めることも必要だと感じるようになり、その後2008年4月、29歳の誕生日に自身のマネジメント会社を設立しました。
起業前年の2007年12月、初めて病院でライブを行いました。がん患者の方と出会って作った曲を演奏してみないかとお話を頂いたのです。
最初は自分の音楽が受け入れられると思えずあまり気が進まなかったのですが、実際に行くと考えは大きく変わりました。
患者さんが涙を流しながら拍手をしてくれる姿に感激し、これからも続けていきたいと思いました。
そして会社を立ち上げた時に、株式会社ではあるのですが「資本主義から感動主義へ」というキャッチコピーを掲げ、社会貢献を活動の軸に据えたのです。
ホスピタルライブと名付けたこの活動は昨年、日本全県にて累計1000公演を達成しました。
今後も変わらず続けていきますが、努力を怠らずより質の高いライブを全国にお届けしていきたいと思っています。
今後、福祉施設は若手ミュージシャンの主要な活躍の場の一つになると思います。
自分がその第一人者と呼ばれるよう、今後も活動を続けて参ります。
◆松尾貴臣ホームページ
http://www.omitaka.com/