1983年デビューのバンド「オメガトライブ」
2年数ヶ月のみの活動であったが、サザンオールスターズやTUBEと並び「日本の夏を代表するバンド」と称された。
本日は、そのオメガトライブのヴォーカリストとして一世を風靡したスゴい人が登場する。
ソロに転向してから今年で30年。
ずっと変わらず「夏」「海」をテーマに歌い続けてきた彼。
健康的なイメージで一般的には有名だが、幼少時は病弱な子どもであったという。
さあ…
元オメガトライブ
杉山清貴様の登場です!
「Love,Peace&Ocean」
生まれながらに体が弱く、小児ぜんそく持ちでした。
そのため、体を鍛えて強くなろうと、小学3年生からボーイスカウトに参加して自然に親しむ生活を始めました。
その甲斐あってか、中学に上がる頃にはほぼ全快しました。
絵を描くのが好きで、漫画家になろうと思ったこともありましたが、小学4年生の時に同級生のお兄さんが持っていたビートルズのレコードを聞いて影響を受け、フォークブームにも乗ってギターを手にしたのが音楽への目覚めでした。
高校時代のバンド仲間から、別のバンドのヴォーカルとして誘われ、サンタナのコピーバンドをする彼達のレベルの高さに衝撃を受けました。
また、その当時高校生でも出演可能だった横浜・関内のライヴハウスに遊びに行っても、横浜中の高校生バンドの上手さに驚いてばかりでした。
そのようにして徐々に音楽への興味を深め、高校を卒業する頃には音楽でやっていきたいと決めていました。
父と相談し、「大学に行かせたつもりで」と4年間の期限つきで、音楽活動をさせてもらえました。
卒業後はライヴハウスで働く一方、のちのオメガトライブの前身となるメンバーを集めて活動していました。
なかなか成果が上がらない時期がありましたが、あるライヴを見に来ていた事務所の社長から新規プロジェクトのお誘いを頂戴しました。
本来はヴォーカリストとしての扱いだったものを、無理を言ってバンドとして迎えていただき、「杉山清貴&オメガトライブ」としてデビューしました。
1985年にオメガトライブを解散してソロに転向しました。
同時に、それまでいちプレイヤーだったのが、自ら曲を作っていく立場に変わりました。
自分が「アーティスト」であるという自覚を持ったのはこの頃です。
他のメンバーも、それぞれ自身を高めていくことを期して納得の上で解散したので、それに恥じないように、という思いを持ってずっとやり続けてきました。
現在は、言葉をしっかりと伝えること、表現者として「やるべきこと」をやっている、という意識でいます。
なおかつ、「夏」「海」を歌うという、杉山清貴らしいスタイルは生涯変えずに続けてまいります。
◆杉山清貴 公式サイト
http://www.sugiyamakiyotaka.com/
◆ソロデビュー30周年記念アルバム『Ocean』7/6リリース!
http://www.sugiyamakiyotaka.com/673.html