本日登場するスゴい人は、大地をキャンバスに見立て、花びら、草木等、自然の素材だけを使って作る巨大な花絵、“インフィオラータ”の日本の第一人者のスゴい人。
彼は“花絵師”として活躍し、世界中の祭典に招かれている。
国内外200カ所以上でインフィオラータのプロデュースを行い、現在では年間100万人以上の来場者を集めるアートイベントへと育て上げた。
浮世絵をアレンジし彼が生み出した「花歌舞伎」は本場イタリアでローマ法王をも虜にし、昨年(2014年)はローマ法王主催の特別ミサにVIPとして招かれた。
なぜ彼は、花絵師として世界に発信し続けているのだろうか?
さあ…
インフィオラータ国際連盟 理事
株式会社インフィオラータ・アソシエイツ 代表取締役社長
花絵師
藤川靖彦様の登場です!
「夢に向かって」
高校時代にたまたま、友人に誘われてバンドを組み、初めて作曲した曲が文化祭で作曲賞を受賞、その気になって「音楽で生きていこう」と決意しました。
大学時代も自分の作曲した曲をバンドで演奏して様々な大会でグランプリを取っていました。
当時のメンバーは、今では一流ミュージシャンとして活動しています。
当時から自分の周りにはいつも素晴らしい仲間がいてくれたことに、感謝しています。
大学卒業後、結婚を機に音楽の世界から身を引き、様々な仕事をしました。
映像と音楽で環境映像の制作、FM横浜開局時の番組制作、スキー場のプロモーション。
そして、大規模商業施設で流す映像を作っていたので、大規模商業施設全般の販促業務もさせていただくことになりました。
当時はバブル全盛期で、いくらでも仕事があることにあぐらをかき、企画も何もかも下請けに任せっきり。
10年も経つと商業施設も古くなり、企画もマンネリ化。さらにバブルが崩壊し、仕事が全部なくなりました。
その時、ノウハウも何もない、何者でもない自分を痛感しました。
売り込める自分が無い事にも、売り込む先がないことにも初めて気付かされました。
それから3、4年は、地獄のような日々を送りました。
もがくように、2年間、週5日徹夜して企画を作り、広告代理店へ営業して回りました。
ある時、大手広告代理店の局長にあった時に「こんな企画で何ができる!何でも出来るってことは何にもできないことなんだ!うちに来るには100年早い!」とコテンパンに言われ、本当に悔しい思いをしたことがあります。
それがきっかけで自分の中で変化が起き、一年後にはコンペで9割くらい勝てるようになったので、改めてその局長に会いに行くとすごく喜んでくださったのは嬉しかったです。
自分は人との出会いに感謝しています。
人との出会いから、企画の仕事だけでなく多くのプロデュースの仕事が舞い込むようになりました。
そして、イベントのプロデュースがきっかけで、海外でインフィオラータに出会いました。
日本独自のインフィオラータを、“花絵師”という立場で、新しい日本文化として日本に普及させたいと思っています。
2020年、東京でのオリンピックにもインフィオラータで何かを残したいと思っています。
今後も世界へ、花絵の伝道師としての活動を続けていきます。
自分に刺激をあたえず磨かないであぐらをかいていると、運も才能も消えて遠のいていきます。
常に夢に恋して、前進し続けて行きたいです。
◆藤川靖彦Facebook
https://www.facebook.com/infiorata88/?fref=ts
◆株式会社インフィオラータ・アソシエイツHP
http://www.infiorata88.com
◆今冬、横須賀の夜空に幻想的なオーロラアートを描きます!
「オーロラびゅ?ナイト2015冬」
http://www.seibu-la.co.jp/soleil/app/events/view/48/